みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. マイアミ・バイス カメラが揺れまくりで、乗り物酔いするかと思いました。ヒヤヒヤドキドキがあまりなく、淡々と話が進んでしまいます。ストーリーの構成は独創的と感じました。かなり実験的要素が含まれているのだと思います。タイトルのマイアミらしさはまるっきりありません。何故、「マイアミ・バイス」にしたんでしょう?[映画館(字幕)] 5点(2006-09-03 23:22:17) 62. クジラの島の少女 とても力強い映画でした。民族や宗教の話には、理解できないことが多くありますが、マオリ族を扱っているこの映画では、万国共通の問題である、個人の尊厳や、男尊女卑社会への批判が含まれています。こういった社会問題を取り上げたくて作ったのではないのでしょうが、短い上映時間の中で、深く掘り下げられています。部族に伝わる伝説と、現代社会の状況の差が、この物語の1番のポイントではないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-02 23:24:45) 63. アンダーワールド(2003) 吸血鬼vs狼男の戦いです。吸血鬼には女が多いのに、狼男には女がいなかったなぁ。[映画館(字幕)] 7点(2006-07-23 18:28:40)(笑:1票) 64. シャーロット・グレイ 軽い気持ちで戦争に参加したら、とんでもないことが待っていた、といった内容です。向かった先で知り合った人達に次々と良くないことが起こり、自分の果たすべき使命について考え始める、成長の物語と言えるでしょう。始めは初々しさが漂っていたケイト・ブランシェットに、最後では凛とした厳しさが感じられ、すごい女優だなと思いました。ラストにやや不満が残りますが、拾いものの一作でした。[映画館(字幕)] 8点(2006-07-23 18:27:34) 65. アメリ 小説の連作短編集のような構成ですね。周りの人々を少しずつ幸せな気分にしていくその方法がとても面白い。その中に、実話が入ってることに気が付いた人いますか?[映画館(字幕)] 9点(2006-07-23 18:27:28) 66. ヘヴン 読書をするときに「行間を読む」と言うことがあります。直接的な文の表現を読みとるだけでなく、文章の流れから全体の雰囲気を掴むことが読書における楽しみ方の1つです。 この映画にも同様なことが言えます。登場人物達からはハッキリと感情を表す言葉があまり聞けません。しかしながら、何故か考えた事や感情が伝わってくるのです。主人公2人の想いと未来への希望が、スクリーンから感じられました。 また、クシシュトフ・キェシロフスキには珍しく、エンターテイメント的な部分もあり、すごく楽しめました。この辺りは監督の影響かもしれませんね。[映画館(字幕)] 9点(2006-07-23 18:27:05)《改行有》 67. ラン・ローラ・ラン 《ネタバレ》 この映画はカルト・ムービーになるんでしょうか。同じシチュエーションを違うパターンで見せる映画はいくつかありますが、これもその1つ。悲劇が2つと、ハッピーエンドが1つ。悲劇で終わる2つの物語は、緊迫感があって良かった。3つの物語に関連性があれば、もっと楽しめたと思います。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-23 00:32:45) 68. ナイロビの蜂 《ネタバレ》 見終わって、率直な感想は、「こりゃ、すごい映画だ」ということ。私は完全に打ちのめされました。上映時間2時間ちょっとの間、ずっとボディブローを食らい続け、最後にアッパーカットをもらったかの感触です。映画全体では社会派でありながら、こんなにもロマンティックな映画は、見たことがありません。R・ワイズが追っていた事件の真相が気になりつつ、R・ファインズが妻の深い愛に気付く過程が、とても良く描かれています。"とても良く描かれている"なんて陳腐な言葉しか思い浮かばない、自分の語彙のなさに呆れてしまいます。それ程良くできています。妻を殺した犯人を突き止めるべく、同じ道筋をたどって行くにつれ、いかに愛されていたか、いかに愛していたのか、主人公は思い知るのです。事件の謎を解くサスペンスとしても、一級品だと思います。割と簡単に謎が解けてしまう、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、この映画はこれでいいのだと思います。主人公が解く謎は、製薬会社がらみの事件と、妻の愛情が確かなものだったのかという、2つあるからです。ビデオムービーのようにカメラを使い、ドキュメンタリータッチで撮影された映像が、事件の緊迫感と、亡き妻の思い出の深さを強調してくれます。本作のグレードから考えれば、オスカーの作品賞候補になってもおかしくないと思いました。[映画館(字幕)] 9点(2006-07-01 18:48:54) 69. クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 アメリカという名の多民族国家には、実に様々な人種や民族が暮らしています。物語の舞台となるロサンゼルスには、特に多くの人々が共存しています。しかし、共生ではないのです。白人、黒人、アジア系、アラブ系、スパニッシュ系、数えたらキリがない程です。そんな街で起こる、様々な差別と偏見の物語をつづった映画です。映画は絶望感に満ちあふれており、様々な悲劇を引き起こします。その理由が、外見の偏見だったり、人種間のトラブルだったり、身分の差だったりと、多種多様です。これらがアメリカでは、日常的に起きている事実を考えると、いかに映画が悲劇的な内容でも、目をそらすことは出来ません。私にとってあまり得意でないジャンルですが、深く印象に残る作品になりました。出演者にはそれぞれ役名がついていますが、字幕では殆ど出てきませんでした。実際の台詞でもあまり強調されていないようです。ストーリーも画面に出ている人物主体の進め方になっています。これは一個人に起こる特殊な出来事ではなく、いつ誰にでも起こり得る話として、印象づけたかったからではないでしょうか。[映画館(字幕)] 9点(2006-06-05 21:27:46)(良:1票) 70. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 いろんな賞を獲って、アメリカでの評判はいいみたいです。でも、そこまで面白いかなぁ。時代の流れがつかみにくく、登場人物の気持ちがどう移り変わっていくのか、私にはあまり理解できませんでした。ジョニー・キャッシュという人物を良く知らないせいかもしれません。[映画館(字幕)] 4点(2006-03-04 23:45:35)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS