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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
121. カットスロート・アイランド ジーナ・デイビス以外のキャラが薄い。敵キャラの薄さは致命的。アクションと割り切っていても話に無理がある。というかうまく進みすぎ。宝捜しのミステリー度が全く無い。どれか一つでもクリアー出来ればそこそこ楽しめるものになったかも。良かったのは実物大に作った帆船くらいだろうか?←こんなの作ったら制作費も跳ねあがるって。4点(2004-02-03 13:47:29)(良:1票) 122. ゴースト・ドッグ ジャームッシュの映画で二丁拳銃が見れるとは思わなかった(ちょっと得した気分)。異文化の精神世界に酔狂する主人公という設定はなんとなく「デッドマン」を彷彿させる。相変わらずのカッコイイ映像にはほれぼれするが、犬の存在が最後消えていたのでそこが気になる。なんでもかんでもリモコンで悠々と、というのも簡単に進めすぎに感じる。でもあのリモコン欲しい。7点(2004-01-26 12:07:51) 123. ビヨンド・サイレンス 《ネタバレ》 ↓ぐるぐるさんの言われるように特殊な話ではないですよね。家族愛がテーマになってます。お互いに伝える術をたくさん持っている健常者であっても同じような親子の葛藤はあるわけで、ハンディキャップがなくてもいいテーマなんですが、こんなことを書いたらしかられそうだがそれがあるからこそ家族の絆をより鮮明に描くことが出来た作品だと思う。叔母の旦那が、叔母が家族(とりわけ兄)といがみあっていることについて「それくらい愛されたかった」というセリフが印象に残る。ん?という事は私も妻に愛されてる?そんな事はさておき、手話って素晴らしいコミュニケーション方法ですね。車の中の叔母と家の中の兄(ララの父)とのやりとり、最後のララと父とのやりとりでそう思いました。離れていても表情を見ながら会話ができるなんて。電話で済ませるより会うのが一番、ということですね。でもララの子供時代の学校や会社での通訳はどうなんだろう。書けばいいのに。7点(2004-01-16 10:42:00) 124. トト・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 幼少期に誰もが持ち得る劣等感。しかしこの主人公の劣等感は並々ならぬもの。思い込みが更なる悲劇を呼び感情移入なんてとうてい出来ない。が、この映画はコミカルな演出によりちゃんと第三者の視点から観させてくれる。私も最後は笑って死にたい、じゃなくて死んだ後笑いたい。7点(2003-12-25 12:16:17) 125. es[エス](2001) 実験でそこまでいっちゃうだろうか?予兆は十分あったのにあの実験者の怠慢はあり得ない。この手のシリアスなテーマの映画で「あり得ない」と思わせたら「負け」でしょう。あり得ない描写があってもそれを超越する衝撃があればいい。もしくは初めからあり得ない設定であればそこに違和感を覚えることも無い。徹底して「あり得ない」を強調すればブラックユーモアにもなり得る。でもこれはどれにも当てはまらない。ただ「負け」と言ったものの「惜しい」とも思う。雑な造りに不満を感じつつも変化する人間描写はなかなかに解かりやすく要点だけをうまく見せてるなと感心する。あ、それから実験前に見せたスライド(「時計じかけのオレンジ」を思い出した)、あれって..あれだけ?なんかの伏線かと思ってたんですが..私には意味不明。4点(2003-12-15 18:53:34)(良:1票) 126. ラン・ローラ・ラン たしかに3回目は「もういいよ~」ですね。でもスピード感あったのでそんなに苦でもなかった。凝った映像を終始見せてくれるものの意外に斬新さがないのが痛い。5点(2003-10-29 10:42:44) 127. ジャッカル あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。4点(2003-09-29 18:17:10) 128. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル ショッキングなテーマだけにそれこそもっと後味の悪さを強調してほしい。トラボルタをかっこ良くみせる必要もサスペンスタッチもアクションも要らない!やるせなさをひしひしと感じているときに犯人わかったって・・・。もっと重ーい作品にするべき。4点(2003-09-22 19:00:39) 129. 15ミニッツ メッセージ色の濃い映画かと思ったら、単にマスメディアの悪しき現状をストーリーに盛り込ませただけの娯楽アクションだった。中身は薄いが普通に楽しめた。5点(2003-08-27 17:48:37) 130. デッドマン(1995) 《ネタバレ》 ずいぶん前に見ましたが、結構印象に残っている作品のひとつです。冒頭から映像で引き付けられます。主人公は東部から西部に来た時点で自身の狭い既成概念が壊れる準備ができ、インディアンの宗教感に触れ完全に崩壊する。その伝道師的役割を担うインディアンが妙に人間臭くてまたいい。最後は、その世界感に身を委ねるように海に流される。ある意味人間離れしていく主人公をジョニ-・デップが好演している。8点(2003-08-21 12:29:34) 131. アメリ 素朴な話を凝りに凝った映像で見せてくれる。途中だらだらと感じる部分も映像がカバーしている。アメリ役の人、よくこんなぴったりな人を見つけたもんだ。一番笑ったのは、小さい頃のアメリの復讐劇。7点(2003-07-29 13:24:21) 132. ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 面白いのは面白いんですが、もう少しって感じ。俳優陣がうまくはっまってるだけに惜しい。結局なに?というのが頭の中にはびこり、消化不良ぎみ。オチはあれでいい。ただ本気でキアヌをとり込む気ならあそこでのネタばらしはなぁと思う。まあ、その後のオチでリセット出来るのでいいんでしょうが。ラスト近くの演説は圧巻ともとれるが、悪魔っぽくない。6点(2003-07-10 17:54:49) 133. ハリー・ポッターと秘密の部屋 ハリポタファンの妻に付き合って見た。前作以上に疑問と矛盾に満ち満ちた作品。そして前作同様、原作を読んでほぼ納得できた。原作を生かそうとすればするほどツボにはまっているような気がする。前作に伏線を引いてるところがあるのでこの作品だけでは全然楽しめないだろう。ストーリーは一見複雑そうにみえるが、今の子供にはまだまだ理解できる範囲だと思う。ただ、グリフィンドール=善いもん、スリザリン=悪もんの構図が映画ではかなりあからさまで、見ていて気持ちのいいものではない。次回作以降は本当は見たくないが、また妻に付き合わされるだろう。でも早く作らないと、ハーマイオニ-がどんどん色っぽくなっていく...3点(2003-06-27 18:46:45)(笑:2票) 134. ファイト・クラブ 自分にとっては久々のヒット!現代社会を痛烈に批判。社会に溶け込めないと安静を得れない現代社会、達成感を感じることの無い無気力な社会、モノでしか満足を得れない物欲社会、傷を舐め合うことでしか癒されない社会がタイラー・ダーデンという反社会的な存在を生み出す。というテーマもストーリーもさる事ながら、やっぱり映像がいい!そしてキャスティングも文句無し!多少の矛盾点も無いことは無いが、十二分に楽しめた。10点(2003-04-25 16:15:15)(良:2票) 135. トラフィック(2000) 大ドンデン返し好きな私にとってあのエンディングは「えっ、これで終わり?」って感じでもやもや感を抱きながら映画館を出たのをよく覚えてます。でもテーマがテーマだけにそれもしかたなし。変にハッピーエンドだったりしてたらこれまでのリアル感が台無し。そう思い、あらためて思い返すとなかなかのデキかも。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が光ってました。もう一度見ると評価が上がる作品かも...6点(2003-04-16 17:49:45) 136. スパイ・ゲーム(2001) トニースコットがけっこう好きなので期待して見たが、う~ん。冒頭の脱出失敗シーンはかなり良かった。シーンの頭の、場所と時間を伝える画面もかっこいい。でもストーリーに無理がある。してやったり!という爽快感が味わえれば良かったんですが、CIAともあろう組織でいくらなんでも・・・ねぇ。[映画館(字幕)] 6点(2003-04-03 12:26:17)
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