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1. ユリシーズの瞳
これねぇ、観にいきましたよ、カイテル目当てで田舎町の教育会館へ・・・。アンゲロプロスっつうお人がどんな監督なのかも知らずに・・・。いやー、長かった、永かったぁあ。起伏もあるようでないようで、カイテルの見事な脱ぎっぷり(これ勘弁して欲しいんすけど)や女優さんとの絡みもなんやわけ分からんかったなぁ。・・・とは言うものの、ゆったりした長回しの、きれいで寂莫とした映像は見ていて飽きないし、印象的なシーンも多々あって、ストーリーの細かい点なんてどうでもよろしくなってしまった私は以後、頻繁に再見を繰り返すのでありました。 イメージビデオとして。 6点(2003-10-15 23:24:54)
2. スターリングラード(2001)
劇場で見た限りではかなりの迫力と悲惨さで、冒頭から引き込まれました。ただ、邦題がなんで「スターリングラード」かなぁ。10年前にドイツ映画で大作「スターリングラード」があったでしょ?日本側はなぁーんも考えずに安直につけたのね。作品のリアルさといえばあっちの方が断然リアルだったと思うけど、めったに描かれない悲惨な東部戦線で、しかもスツーカやⅢ号戦車などを描いてくれてたあたりはメジャー映画としてはよく出来たもんではなかったでしょうか。確かに両軍がちゃんと母国語で喋ってくれてたらなぁとも思いますが、これも今後の戦争映画の課題でしょう。「プライベート~」以降の戦争映画はよりリアルな描写を求められていますから。それと原作では描かれていた将校以外のドイツ軍人キャラがちゃんと描かれていたらもっとよかったのにとも思います。なんせ、エド・ハリスだけぴょこんと浮いてましたので。でも、かっちょいいけどね。7点(2003-06-15 12:35:03)
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