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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アフリカン・カンフー・ナチス 《ネタバレ》 まさに珍品ですね。大戦後、生き延びたヒトラーと東条がガーナで最強舞踏会を開催、という わけのわからないお話ですが、初っ端に「ポンコツのイタリアは除外」というパワーワードが出てきてお茶吹き出しました。 吹き替え版で見たのですがなぜかみんな関西弁なんですよね。でもこれは関西弁の吹き替え込みで完成されている、という気がします。 吹き替えの人たちの個性が光っててより面白く見れたのは間違い無く、逆に言えば字幕だったら見れたもんじゃなかったかも(笑)。 ヒトラー役の人が自ら監督・脚本して出演してるんですね。クラファンで続編の資金も確保して製作中だそうで、 こんなおバカな映画を作るバイタリティと意欲に4点を献上。[インターネット(吹替)] 4点(2025-04-23 14:01:18) 2. インクハート/魔法の声 《ネタバレ》 私もなぜだかお話に入り込めなかったです。 設定は面白そうなのに、悪党連中はパンク集団みたいな見てくれで、クリーチャーもほんのちょっとだけ。 予算の問題もあるかもだけど、ファンタジー要素が個人的には不足してると感じました。[インターネット(吹替)] 5点(2025-04-12 16:16:49)《改行有》 3. ハイ・ライフ 《ネタバレ》 いゃぁ、これは困った代物です。正直、全く理解できませんでした。面白さも内容も、何が言いたいのかもわからず。 出演陣は豪華だし、宇宙と生殖というあまりない掛け合わせにも期待したいところだったのですが、 ちょっと不快なシーンがちらほらあるだけで自分には刺さりませんでした。[インターネット(吹替)] 3点(2025-02-05 12:26:12)《改行有》 4. ホーリー・トイレット 《ネタバレ》 どのような目線で見れば良いのやら、、、という作品でありました。 仮設トイレというシチュエーション、主人公の演技なんか見てるとコメディらしさを感じるのですが、 グロ描写は遠慮がないし、後半は恋人への懺悔というある種お決まりの展開が繰り広げられる。 黒人の方や警官の対応にリアリティがないし、政治家の対応もやりすぎ。 自分の境遇や政治家との関係でのグラックユーモアが主軸なのかな。 ドイツ人が見れば笑えてるのかもしれんけど、自分にはピンと来なかったです。[インターネット(字幕)] 4点(2024-09-03 10:42:17)《改行有》 5. アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド 《ネタバレ》 単なる恋愛ものではなく、観る人に疑問を投げかけてくるドイツらしい作品でありました。 アンドロイドとは?人間とは?恋愛とは?幸福とは? 自分だったらアンドロイドのパートナーをどう思うかと考えると、 確かに幸せな気持ちにはなっちゃうかもしれない。 でも「こいつは自分を幸せにするためにプログラムされてるだけだし」と思うと一気に冷めちゃう。 この主人公のようにずっと割り切れない気持ちを持つだろうな。 そういう葛藤を持ち続けてるのが、人間たる所以なのかも。[インターネット(字幕)] 6点(2024-09-01 09:35:34)《改行有》 6. ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 バレエのような戦闘シーンが見ものです。 なんでこの男たち、こういう時に銃持ってないのとか思っちゃったりもしますが、まぁとにかく格好良ければ良いのです。 麻酔か何かで手の自由が効かない状態で3人組と戦うシーンが一番ツボでした。 スタイルとしてはジョンウイック風で既観感もありますが、話は分かりやすくてよろしい。[インターネット(字幕)] 6点(2024-08-31 09:21:29)《改行有》 7. 屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 《ネタバレ》 いや〜、頭の天辺から足の爪先まで、全てが汚らしい映画でしたね。 飲んだくれのおじいちゃんとおばちゃんだけらの世界。部屋も店もみんな汚い。 主役のお兄ちゃんは特殊メイクでこれまた汚らしい役柄を見事に演じております。 本作を見たことで何か得るものがあったかというと正直疑問でしたが、 ホンカの非常に屈折した劣等感、及び恐ろしいほどの衝動性はよくわかりました。 あんなところに小分けにして置いといて、そんでどうするのよって言いたくなりますが、 全然考えてないんですよね。 エンドロールでは実際の写真が次々出てきますが、 この汚さは実際もそうで忠実に再現してあったんだなぁと。あぁおぞましや。[インターネット(字幕)] 6点(2021-10-19 18:50:36)《改行有》 8. ハウス・ジャック・ビルト 《ネタバレ》 いやぁ、とてつもなくおぞましい映画でした、、、。 作品と称して、冷凍庫の中でああだこうだやってるシーンは夢に出てきそう。 ヴィージというおっさんと主人公が度々芸術談義みたいなのをしてるのですが、 言ってることが全く理解できません。アート系シリアルキラーはみんなこんな感じなんでしょうか? 理解できない私はまだまともな人間なんだなと一安心しました。 終盤になると地獄に行くようで、そんな展開にも唖然。[DVD(字幕)] 6点(2020-01-16 19:45:39)《改行有》 9. 蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 雰囲気は悪くないんですけどね。 ボンド映画のような、パリッとした空気感で映像的にも抜かりない。 ただストーリーがあんまり面白くないです。もう少し派手めなアクションも欲しかったかも。 キャストが一新してますが、この女優さん決して悪くはないです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-26 20:00:51)《改行有》 10. ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 「見た目に楽しい」映画でしたね。 なんというか、いろんな宇宙人さんたちが出てきて、巨大宇宙船の中もいろんな世界があって。 無国籍・多国籍なヴィジュアルは「フィフス・エレメント」にも通じるものがあり、 リュックベッソンはこういう感じがお好きなんだろうな。 序盤のVR空間と現実世界での戦いみたいなのはちょっとよくわかんなかったですけど(笑)、 謎の機器や生き物オンパレードの世界でもストーリー自体は平易でわかりやすかった。 洋服の衣替えを聞いてきたり王様に昼飯を捧げに行くあの宇宙人たちは結構ツボでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-09-19 15:41:54)《改行有》 11. アンコール!! 《ネタバレ》 最初の段階でもう先が読めちゃうような、なんてことはない話なんですけど、 監督さんが自分の体験をもとに書いた脚本らしいので、やっぱり自分なりに消化する意味でも作りたかった作品なんだろうなと。 ピークはやっぱりスタンプさんの独唱。わかっちゃいるけどジンとくる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-24 19:45:43)《改行有》 12. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 《ネタバレ》 なんかホームビデオみたいな画質の悪さが、ドキュメンタリーらしさを強調していて良いですね。 おじいちゃんたちがクリア映像で映されるより味わいがある。 最初は、「キューバって野良犬が多いんだなぁ」とかどうでも良いことばかり気になりましたが(笑)、 一人一人のインタビューでバックグラウンドが語られるとやはり引き込まれました。 コンサートでの彼らを見ていると、年齢を感じさせません。音楽はやはりアンチエイジングとして有用なんだろうなと思ったり。 ニューヨーク観光をしてるシーンが一番面白かったかなぁ。そのあとに、キューバの町並みや人々を見せて締めくくる。 キューバの歴史も重ね合わせての音楽。そういうものに想いを馳せる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-07 18:41:19)《改行有》 13. スノーデン 《ネタバレ》 スノーデンの人となりや過去について全然知らなかったので、こういう経緯だったのねといろいろ興味深かったです。 特に、日本との関わりも結構あったんだなと。単なる孤独なITオタクだとなかなか話も盛り上がらなかったろうけど、 彼には綺麗な恋人がいて、その恋人の存在がすごく大きな影響を与えることにる。 彼は最初から愛国者だったけど、別に途中から反米になったわけではなくて、 こういうのは自分の愛するアメリカにはふさわしくないよねってことで行動を起こす。 自分の地位と素晴らしい住まいと素敵な恋人を失ってでも賭けに出たその勇気はすごいなと。 彼女は彼を追ってモスクワに行き一緒に過ごしてるってことで、本当に理解ある人で良かったですね。[DVD(字幕)] 6点(2017-09-16 20:28:35)《改行有》 14. ロード・オブ・ドッグタウン 《ネタバレ》 意外と良かったですね。ザラついた画作りとか、昔の青春の風景といった雰囲気が出ていましたし。 日々スケボーをするうだつの上がらない若者たちですけど、そんな彼らが時代の波に乗ってあれよあれよとスターになっていく。 水不足の時に、ヒズが貼ってないプールがあちこちに貼って、そこでスケボーしてみたらすごく楽しくて、というところから あんな風にスターまでになっていく。面白いものですね。 もろちん、チヤホヤされたい奴もいれば、そういうのが嫌で一匹狼を貫くものもいる。 大人の思惑も絡まってチームが引き裂かれたり、また集まってスケボーしたり。 悲喜交交って感じで、とてもいい青春映画になってましたね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-01 17:34:41)《改行有》 15. 裏切りのサーカス 《ネタバレ》 名優ずらり。スパイ映画としての雰囲気抜群の作品でしたが、私にはちょっと難しかったかな、、、。[地上波(字幕)] 6点(2017-02-14 21:27:53) 16. あん 《ネタバレ》 なかなか良い作品でした。 樹木希林のすごさを再認識。どの役者さんもみんなナチュラル演技で、河瀬直美さんの演技力が光ります。 徳江さんの少々小難しい語り台詞も、美しい木漏れ日や風に触れる葉の映像を重ねるとスゥーッと心にしみていきます。[地上波(邦画)] 7点(2017-02-14 20:14:35)《改行有》 17. パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 60年代のイギリスは、民放ラジオ局が存在しなかったというのが驚きです。 そしてそんな中、法が及ばない海の上の船上で海賊ラジオを流すという発想がまた面白い。 当時の国民の半数、2500万人が聞き入っていたとか(ホンマかいな!)。 政府側の人たちは彼らを快く思っておらず潰しにかかるというおきまりの図式。 卑猥で汚い言葉を連発し自由を楽しむという、言葉を発するだけでなんかストレス解消が出来てるみたいな、 そういう時代背景がわかってきます。話はたわいもないですが、 まぁ当時そういうことがあったんだという、事実や時代背景が知れただけでも良しとします。[地上波(字幕)] 6点(2016-08-25 23:38:39)《改行有》 18. ブリングリング 《ネタバレ》 タイッサ・ファーミガちゃん目当てで拝見しました。 清楚なイメージがある彼女も、こういうヤンチャ娘の役をこなしていたのですね。まぁなんにせよ可愛らしいですけど。 一言で言えば「若気の至り」をリアルに描いたという感じで、大丈夫だよ〜と言いながらへらへらと不法侵入を繰り返す様や、 拳銃を見つけてそれを友達に向けたりして悪ふざけするようなあの感じはいかにも若者だなぁと。 しかし一方でリアルでないなと思うのは、数々の著名人の豪邸が何のセキュリティもなしで易々と入れる点。 一体どうなっているのでしょう?実話をベースにしたとありますが、どこまで実話なのかちょっと気になります。 キルスティンダンストやパリスヒルトンなどが本人役で出てくるのはちょっと愉快でした。 最後まで悪びれることなく、釈明会見まで自分の宣伝にして終わるブラックユーモアに思わず失笑。[DVD(字幕)] 5点(2016-07-16 23:59:11)《改行有》 19. ミケランジェロ・プロジェクト 《ネタバレ》 ミケランジェロ・プロジェクトって邦題がなんか安っぽい感じですが、キャストはものすごく豪華ですよ〜。 ジョージ・クルーニーとつながりの深い役者さんたちが揃ってくれたんでしょうね。 恥ずかしながら美術品を救出するための部隊が存在していたなんて知らなかったものですから、 とても興味深かったですね。なんせおっちゃんだらけでとてもじゃないけど兵士に見えない。 人の命をかけてまで、美術品を救う価値はあるのか?という台詞がありますけど、それに対する ストークスの回答がウンウンとうなづけるものでした。美術品は、文化そのもの。 特に写真などの記録技術がなかった昔の人たちを知る上でとても貴重。 文化を守ることはとても尊い。それがなかったら、人類の営みは無味乾燥で空虚そのものであります。 戦時中は特にそのことが見失われがちで、戦争が終わった後の時代のことを考えての行いなのだと考えると、 この部隊の存在は本当に重要ですね。 映画としては少々散漫な印象も否めませんが、そういうことを知れただけでも見る価値はあったかなと。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-06-21 22:55:02)《改行有》 20. ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 ハリウッドでのリメイクが早速決定したそうですが、それも頷ける娯楽作に仕上がっております。 映像も垢抜けていて、テンポも良く先行きが気になる展開。 特にネット空間というものを地下鉄で表現し、ある種の仮面舞踏会のようなヴィジュアルで見せているのが新鮮でした。 鑑賞していてファイトクラブをなんとなく思い出してはいたのですが、ベンヤミンの部屋にファイトクラブのポスターが貼ってあったりして、 「ホホォ、一応オマージュなのね」と。そしてあのラストに。結末もオマージュかと思いきや、さらに最後にもう一つドンデンがあります。 なんという知的集団。そこまで考えた作戦だったとは。おみそれいたしやした。[DVD(字幕)] 7点(2016-04-04 13:06:55)《改行有》
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