|
プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
|
|
1. いのちの食べかた
こういう映画って、日本でそのまま教育用映画として作ればいいのではないかと思う。
スーパーに並んでいる牛や豚がどのように殺されているのか、もはやスーパーの生肉ではなく、ファーストフードの完成品の肉しか知らない子供もいるだろう。完成品は食物という物体の認識しかないであろう。
魚を捌いたこともない子供もいるだろう。
残酷の上に我々の生活が成り立っていることを理解することはすごく大事な教育だと思う。
生き物の痛みがわかって育てば、少なくともバカな事件も起こさない大人になるのではないだろうか。
「いただきます」の意味を真剣に今の大人の教育者が改めて勉強して、子供に伝え直す時代だと思う。
とはいえ、この映画のタイトルは最低ですね。たぶんこの映画で描かれている「いのち」という高尚な部分と、日常で我々が考えている「食べ方」が直結してしているから、違和感を感じるのです。
上品なフリをしながら、ものすごく下品な表現だと思います。若い女性にウケるといった安直で勘違いの配給会社の体質をなんとかしたいです。配給会社は安直だと思ってないかもしれませんが、ターゲットを間違えてます。
この映画自体は、見ておくべきだと思います。「食の安全」というテーマではなく、「食」がどのように提供されているのか、テレビでは放映できない日本で置き換えたドキュメンタリーを観たいです。
当たり前のことを当たり前にみせてくれたこの映画は立派だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-28 02:02:47)《改行有》
2. ターミネーター4
《ネタバレ》 タイムパラドックスも、細かい疑問も抜きにして面白かった。というか、観た後、いろいろ考えて疑問が出てくるぐらいでアクション映画はいいかと思う。
もはやジョンとカイルが生き残ることが物語りの芯であることが分かっているので、あとは考えないようにというか、考えるヒマもないほど盛りだくさんなアクション満載でした。
「ターミネーター」とはいいながら、この作品から別のジャンルの映画になってしまったという感じはあります。
今までの作品の核は、「ある日、殺人機械が追いかけてきて、他の誰にも理解されない恐怖」というコンセプトがはっきりあって、「ターミネーター」シリーズは実はアクションというより、日常に潜むサスペンスとホラーの要素が強かったと思います。今作からは、ついに堂々たる戦争映画になってしまいました。
とはいえ、戦争映画的な迫力は満載で、冒頭のヘリが浮上して撃墜されるまでの1カット長まわしの、特撮じゃなかったらカメラマン死んでるだろうという、カメラワークはびっくりでした。
次から次へと出てくるターミネーターのオンパレードはすごいです。
あのトランスフォーマーみたいな奴まで出てくると、T-800を作る必然性や、機械軍の兵器は何故、装甲が弱そうなフレームむき出しのロボットが多いのか疑問が出てきますが、第一作のシュワルツネッガーの外皮からロボットが出てくる意外性ゆえの産物を踏襲せざるを得ない苦しさは感じます。
後に作られるであろう、T-1000や女性型T-Xや、今回の人間機械半々のアンドロイドのどれが優秀で先に作られているのか、わからなくなってきてますが、次なるターミネーターのアイデアが楽しみではあります。
今思えば、T-1000は最強過ぎて、どんな新兵器もかなわないと思うので、製作者はそれこそ歴史を変えたいかも知れませんね。
「3」があったゆえの「4」ですが。強引にしても「3」のようなバッドエンドではなくてよかったと思います。
後々考えると、「3」で出会ったジョンの彼女が、妻になってたということにやっと気がつきました。(「3」についての会話がなかったからでしょう)
今回で、「ターミネーター」シリーズは容易に続編を作り続けられる世界と設定を得てしまいました。
マンネリでもよし!「007」のように「TERMINATER WILL RETERN」とエンドロールについてもいいかと思います。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-16 00:51:18)(良:2票) 《改行有》
|