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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 どこにでもある幸福な一家の一員だった主人公。それらが徐々に、淡々と、だが確実にジワジワと暗い運命の方向へ流されていくのが見ていてつらかった。そして家族との別れ。列車に荷物のように詰め込まれて虐殺の旅に出た家族から、一人取り残された主人公の絶望と孤独。これが現実にあったのだと思ったとき、あまりの残酷さに思わず号泣‥(一人で見てよかった)。その後の、アンネのように主人公が隠れ住むあたりから、ようやく彼に焦点が集まり、感情移入できるようになった。彼がピアニストだった事はあまり意識せず(重要には感じなかった。なぜか?監督の意図?)、それからの彼の生き抜く過程に「私だったら同じ事をするだろう」と、強く感情移入をして見た。しかし、ラストで思ったのは、やはり彼は神様に愛されたから生き残れたのではないだろうか?という事。彼がというより、彼のピアノが、か。そう受け取れるようなラストシーンになっていたと思う。そうでなく、一人のピアニストの一生を描くつもりだったなら、彼の幼少のころピアノの才能を発揮するシーンから始めるのではないかなぁ。「神様に愛されたピアニストは戦場で生き残った。」そんな風にテーマを感じて、ちょっとだけ胸がモヤモヤ。8点(2003-12-22 02:23:46)

2.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 面白いんだけど、ラストに「?」。途中まではブラック・ユーモア調で楽しめるのに、後半シリアスになってしまう。観ている間はいいんだけど、観た後が不完全燃焼。「ストーリー?そんなもん、ないよ!」って突き放された感じ。何がいいたいんじゃ。 要するに、ファイトクラブのあり方をカッコイイと思うか思わないかで、評価がキッパリ分かれそう。で、私はビミョーだ。だって殴り合いにロマン感じないし。行き着く先はテロリストだし。でも、男にとって殴り合いで野性に返って本能を確認するのはロマンなのか。 E.ノートンの外見の理想がブラピっつー設定は納得しました。なで肩は治せないもんね!(笑)7点(2003-11-27 19:26:18)《改行有》

3.  ヒトラー暗殺、13分の誤算 素直に映画として面白かった。でも微妙。それは、なぜゲオルグがヒトラー暗殺を企てたのか、一番大事なその動機が描かれていないからだ。 ナチが嫌い、組織が嫌い、自由が好き。それだけが動機では弱すぎるだろう。 自分の街にナチが人種差別を広め、隣人を笑いものにし、思想が違う党員を逮捕し強制労働させる。ナチに追従しなければろくに仕事もない、娯楽もない。 そのように、ゲオルグの愛する自由が奪われていく様子は、とてもよく描写されている。 しかし戦時下であれば、どの国でも街でもある程度は同じような閉塞感に包まれていたはず。ゲオルグがヒトラー暗殺を企てる強い動機にはならない。 そのせいか私には、ゲオルグのその時の生活や人生がうまくいっていないがための、突破口としての行動が暗殺(爆破テロ)だったのではないか、と思えた。 出産してすぐの子どもの死亡、そこからの恋人との不和・別れ・結婚の取り消し、生活苦(仕事の先行き不透明さ)等など。 自分の生きにくさは戦争のせいだ、この戦争はどう考えたってナチが不当である、そして英米仏に負けるであろうこと、この国の将来の暗さ、それらはすべてナチとヒトラーのせいなのだ、と人生の不満が暗殺に帰結したように感じられてならなかった。 なのでゲオルグがナチに逮捕された後、なぜ自分の素性を明かすのをあそこまで拒んだのか、もよくわからなかったなぁ。 確かに最愛の恋人と別れ子どもを亡くし「いつ死んでもいい」と思ったのかもしれないけど、それだけであそこまで頑張れるかなぁ? たぶんあの抵抗は、映画のストーリーを盛り上げるためなのではないかなぁ。 などと考える人間(自分)に、感動ができるはずもないのだ。いい映画なんだが…残念。 あと、裏切り者の将校を縛り首にするのにピアノ線を使ったり、どうせ銃殺するつもりのゲオルグを戦争末期まで生かしておいたり、謎が多い。ヒトラーとはそういう人間だったのだ、といいたいのかもしれないけど、それも伝わってきたわけではなくこっちの想像だし。もう少し親切に描いてほしかったな。 あとね、ゲオルグの姓エルザーと恋人の名エルザが一緒なのがいまいち。最後のモノローグで「2回離婚したエルザー‥?あっエルザか」と一瞬混乱した。 実名だから仕方がないのでしょうけど、そのちょっとの逡巡が感動までの間を作るなぁ。惜しいなぁ、と思ってしまった(混乱するようなオマヌケは私ぐらいかもしれませんが)。 こうして書いてみると「いい映画」と言いつつ、けっこう文句が出る映画だったようです。 事実を映画化すると、わからないことが多くてつじつま合わせが大変なのかも。映画的な盛り上げも必要だしね。 ゲオルグの思想「自由でいたい。自由な世界が好きだ」は素敵だと思ったけど、暗殺(爆破テロ)という行動は、やはり賛同しかねる。その相手がたとえヒトラーでも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-04 22:32:46)《改行有》

4.  リリーのすべて 悲劇っちゃ悲劇で、トランスジェンダーの男性が本来の自分の性を取り戻すために闘ったといえばそうなのでしょうが、鑑賞後はなにやら消化不良な気分になりました。 だって、リリーの考える「女らしさ」ってジェンダーでしょう? ハイヒールを履いて小首をかしげて微笑んだり、ドレスを着て身をくねらせてみたりするのは、あくまで「社会が女にラべリングした女らしさ」であって、生まれつき女性が持っているものではないもの。ある意味「男が考える女らしさ」だよね。女性性本来のものではなく。 だから心がジェンダーでいう女だというのなら、女の体にこだわらなくとも、女装をして男性とつきあえばいいのでは?男性に女性として扱ってもらえば、それでいいんじゃないの?手術しても出産はできないんだし。リリー、あなたの考える女って、自然な意味での女じゃないよ、って言いたいです。トランスジェンダーを理解していないと言われればその通りかもしれませんが、でも中にはジェンダーに縛られすぎているために苦しんでいる人もいると思う。私にはリリーがそう見えた。妻の方がなんと男らしいことか(これもジェンダーですが)。 人間は心の中に男女両方の性を持っているのがふつうなのだから、ジェンダーである「男らしさ・女らしさ」にこだわり過ぎない方がいいのではないだろうか。リリーはアイナーでいた時、自分の中の両性をうまくコントロールしてバランスをとっていて、ちゃんと幸福だったと思うけどな。 まあリリーを目覚めさせてしまったのは妻だから…パンドラの箱をあけなければよかったのね、きっと。それにこの時代のこの国でゲイとして生きるのは、差別や迫害の対象になってもっと大変だったのかもしれません…。[DVD(字幕)] 6点(2016-12-17 19:59:59)《改行有》

5.  王妃マルゴ 《ネタバレ》 萩尾望都さんの「王妃マルゴ」第4巻がサン・バルテルミの虐殺直前で終わっていて、どーにもつづきが気になったので、観てみた(笑) これが現代日本の倫理観ではまったく測れない世界のお話で…。 きょうだい間でデキちゃうのも、王女が男漁りに街に出るのも、別に問題ないらしい。まあ性的にユルイのは、昔の日本人も同じだし。人が簡単に死ぬ時代では、性の価値なんてそんなもんなんだろう。 他国のみならず国内でも激しい宗教的対立や権力闘争があり、一見華やかな宮廷の中で陰謀と策略が渦巻いている‥と、映画としてはこの上ない舞台仕立てですが、実際にその中で生まれ育ち大人になっていくのは、なんと厳しい事か。しかもこの母ちゃんと兄ちゃん達だ。問題あり過ぎて、アダルトチルドレンがどうとか言ってる余裕もないわ。 サン・バルテルミーの虐殺もひどいが、私が一番ゾッとしたのは、公の場でマルゴをよってたかって性的に侮辱しレイプしようとする兄弟たちのシーン。 マルゴが男遊びの激しい女でいるのはいいが、誰か別の男を真剣に愛することは許さない、罰してやる、という非常に歪んだ暗い欲望を持つ兄弟たちが、ひどく気持ち悪かった。国王のシャルルは単にヤキモチ焼いてるだけで、まだマシだったが。 そんな中で、悲劇に終わりはしたが真実の愛だと思えるものを手にしたマルゴ。一人の女性として果敢に生きたと言えるだろう。 にしても、イザベル・アジャ-ニは二十歳そこそこのマルゴを十分魅力的に演じていたが、ダニエル・オートゥイユってどうなの? ナヴァール王アンリは、マルゴと大して年が変わらないはずでは?!映画の彼は、どーみても30代のオッサンだろう?!ミスキャストじゃないのか?!![DVD(吹替)] 6点(2016-02-02 22:00:29)《改行有》

6.  レッド・ドラゴン(2002) 見終わった直後の感想が「久々に美男・美女が一人も出てない映画を見たなぁ~」で、私も堕落したもんです(笑)。ほんとのとこE.ノートンてどーなんでしょう?カッコイイスか?彼。私は序盤のレクター逮捕云々のシーンで「あ~、この人(ノートン)がレクターさんに殺されて死んで、もっとカッコイイ人が主役で登場するんだな」と思ったくらい、ビジュアルに問題を感じました。ごめんよぅ、ノートン。演技はうまいんだが‥‥あの”なで肩”がイカン!ジャコメッティの針金彫刻じゃーないんだから!「モーリス」じゃないんだから!(怒) はぁはぁ。‥‥失礼しました。映画自体は普通に面白かったけど、「羊たちの~」のハラハラはないし「ハンニバル」のグログロもなく、前2作に比べるとインパクト弱し。レイフ・ファインズはよかったです。彼のほうがノートンよりステキと言ったら、友人に「あんたは筋肉好きだもんね」と問題発言されました。違います、役者の持つ雰囲気とイメージに対する好みなんです、と今ごろですが反論したい。6点(2003-12-03 00:39:56)(笑:2票)

7.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 な…長いですね…。皆さんの言うとおり、詰め込みすぎなのは確か。 アメリカの建国や諸々について色々言いたい事あるんだな~というのは伝わって来ました。でも何を言いたかったのかはよくわからんかった…スミマセン。 ヤクザ物でもありそうな二大勢力の闘争、そこにムリヤリ気味にからむ復讐劇、移民への差別、そして一揆…じゃない大暴動、最後は権力側の武力による移民の一掃。 いくらでも面白くできそうな題材なのに、なんだかな~な感じになってしまったのは、クライマックスを一ヶ所にまとめてしまったからでしょうねぇ。 決闘と暴動と鎮圧をいっぺんにやるなよ。出来すぎすぎて不自然すぎて、アゴがかっくし落ちてしまいましたわ。ずーっとシリアスでやってきて、最後の最後に笑かしてくれなくてもいいのになぁ。 結局、「ディカプリオとその彼女、生き延びられてよかったね。以上」のような感想になってしまったよ…私の3時間を返してください。[DVD(字幕)] 5点(2016-10-12 21:37:53)《改行有》

8.  アンチクライスト この監督は、女性という性が嫌いなんじゃないかな~。 自覚していないかもしれないけど、女性嫌悪というミソジニーに縛られているのがなんとな~く伝わってくることよ。 たとえ母親であろうと一個の人間である限り決して無私になれないのは当然なのにもかかわらず、無私になれない女性が子を見殺しにするのである=悪魔と同義である、と言いたいのではないの。もしそうならヒドイわ。 命を生み出す女、子にすべてを捧げきれない母、罪悪感から狂っていく女、自分を殺させるために男を追い詰める女、、、。男が対峙しなければならない女という性は、この監督に描かせるととても厄介で巨大な怪物のよう。 男ができる事は、せいぜい女の望みどおりに殺すことだけ。心理学もセラピーも理性も愛情すら、なーんの役にもたちはしないのだ。 命を終わらせることはできても命を産み出す事は出来ない男という性の限界までも、ちゃーんと描いているのはエライと思う。 でも何度も観たいと思う映画ではない。テーマが普遍的ではなく、監督個人の考えが前面に出過ぎているのがよくない。偏り過ぎなのだ。 映像が美しく衝撃シーンが結構あるので話題になるだろうし、深読みしようと思えばいくらでも深く勘違いできそうな話ではありますが…一回でいいや。 ただ役者さんたちの演技はすごかったです。特に妻役の女優さん。狂気に堕ちていく難しい役を大変上手に演じておりました。しかし、こーゆう役に金髪の女優さんを使わないのはなんでかな~?黒髪でないと凄みというか雰囲気が弱くなるからか、黒髪でないと悪魔と重ならないとかいう偏見からか。ちょっと気になったところです。[DVD(字幕)] 5点(2015-11-12 17:04:36)《改行有》

9.  ブギーマン(2005) 《ネタバレ》 「ジャパニーズ・ホラーの観せ方を取り入れたハリウッド映画」としては、上出来。しかし、アメリカ人には新鮮なその観せ方も、日本人にはなんら目新しい部分を感じさせないモノなので、怖くない。点数が辛~くなってしまうのも、ムベなるかな。 なにより、日本人には「ブギーマン」の知識がナイ。 その謎が観ていくうちに解けるのかと思っていると、かなりガックシくるでしょう。 ストーリーは「ブギーマンにどう立ち向かうか」なので、「そもそもブギーマンてなんなんだよ」と思って観てると、謎が解けなくて消化不良になってしまう。 そもそも出発点が間違ってます。制作サイドは「ブギーマンは万国共通のモンスター」等と言ってますが、その認識、違うから。日本にはモンスターはいませんから~。 ジャパニーズ・ホラーを参考にするなら、ジャパニーズの幽霊・妖怪・魑魅魍魎についても研究してほしかったなぁ…。 カメラワークなどの観せ方はウマイ。さすがサム・ライミ。 キャストも好感度の高いタイプの青年を使い、全体に丁寧に作ってあり、好感は持てマス…けど、そんだけ。 ワタシは、実はブギーマンは隠れ蓑で現実に連続殺人鬼がいる、その正体はお父さんか叔父さん、主役のどれか。と思ってました。あるいは、ブギーマンは霊で、人間に憑りついて殺人をする、とか。ベッド下とクローゼットでテレポートが始まった時「あ、ハズれた」と思いましたが、今でもそっちの方が怖くなったんじゃないかな~と。 ラストの退治方法からは、「子どもの強い恐怖心と想像力がブギーマンを実体化させる」と受け取れてしまうので、結局ティムの父を殺したのはティム自身てコトになってしまうのでは…?いいの?とちょっと思いました。まあ、そこまで息子を怖がらせた父親自身の責任でもあるのでしょうけどねぇ…。 子どもを脅すのはほどほどに、という教訓映画てコトで。[DVD(吹替)] 5点(2013-03-01 08:45:49)《改行有》

10.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 公開当時、映画館へ観に行きました。悪魔モノでパチーノとキアヌ!こりゃ行かねば~と。 でもね…TVで充分だったかな。普通に面白いのですが、悪魔モノにしてはライトな仕上がりで、そういう意味では期待外れ。 パチーノの悪魔、お茶目で可愛いし。 息子のキアヌに対してだけは非常にフェアで、必ず良心と野心を天秤に掛けさせて選択を迫る。そしてキアヌは、毎回キッチリ「自分の意志」で野心を選んできた。 「それでこそ我が息子!」と喜ぶパパを、最後の土壇場で裏切るキアヌ。どっちにしても天国へは行けない、地獄へ堕ちるであろう裏切り方でしたが。 …にしても、アメリカでは弁護士ってここまでスター扱いの職業なのか。金がそれなりに入ってくるにしても、なんか違和感。 それに、世の中を動かしているのは法律ではなく、もっと裏の、政治家とつながっているフィクサー達だろ。法律を駆使して法廷で勝負!って、なんて清々しい正々堂々とした悪魔なんだ。 当時、法廷モノが流行っていたのかしら。単に、キアヌの弁護士姿がウケそうだからか。パチーノが悪魔としては知性的すぎるからか。 あと、シャーリーズ・セロンが懐かしいタイプの女性を好演してましたね。素敵なダーリンと子だくさんのラブラブな家庭を作るのが夢、みたいな。田舎の学校では評判のカワイコちゃん。 ダーリンは私にはわからない難しいお仕事しているけど、すっごくカッコいいの。でも私の事を放って仕事ばかりじゃ嫌よ。怒っちゃうから。ぷんだ。 というタイプ。懐かしい(笑) まあだから、キアヌが知的な美女に魅かれるのもごもっとも。 キアヌ母は16歳でパチーノと出会って妊娠したらしいですが、キアヌが30代前半としたら、まだ50才前後のハズ。老けすぎ…。 全体に、まさに男が考えたお話~て感じで、イマイチなのはそのせいか。要所要所の描写が甘くて、全体的に偏っているんですね。 その偏りは、キャストの俳優陣が感じさせないくらいにしてはくれてます。なので、まあこの点で。[地上波(吹替)] 5点(2013-01-17 21:15:38)《改行有》

11.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 人間を材料にしてお裁縫するのが大好きな、アーティスティックなモンスターのお話です。 お好みは匂いで決めるらしく、気に入った匂いの材料は、どこまでも追っかけます。 そこらじゅうに材料があっても、気に入ったもの以外はキッパリ無視、です。 車で轢かれようと、銃で撃たれようと、気に入った材料以外は目に入りません。 せっかく集めてきた材料でも、一番のお気に入り以外は、とりあえず簀巻きにして穴に放り込んでおいたりと、けっこう粗末に扱います。 お裁縫する時はいつも同じレコードをかけ、鼻歌を歌いながら楽しそうです。 お片づけはしません。 楽しそうなモンスターさんなんですが、なぜそんなに裁縫好きなのか。 ただの趣味か。趣味って言って悪ければ、生きがいか。 23年おきに目覚めて、23日間だけお裁縫。 そんなモンスターって…怖いのかなぁ。 よく、わからん………。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-13 13:37:03)《改行有》

12.  エスター 悪くはない。悪くはないんですが…。 すべてがセオリー通りなんですよね。これが、同じセラ監督のリメイク作品「蝋人形の館」だったら、よくここまで面白くリメイクできたな~と感心できるのですが、残念、この作品はリメイクじゃない。 具体的にいうと、サスペンス「ゆりかごを揺らす手」に、チャイルドホラー「ケース39」とか「オーメン」(古すぎっ)を掛け合わせたら、あらこの作品が出来ちゃった♪…って感じなんです。 たくさん映画を観てきた人間には、頑張ってるしソコソコ面白い作品ではあるんだけど、でもやっぱりかなり物足りないなぁ…。 セオリーを吹き飛ばす大逆転ネタがエスターの正体って事なんでしょうけど、それもそんなに衝撃的ではなかった…。というか、衝撃的な正体であったとしても、その正体がストーリーの展開にまったく影響がなかったのがまずかったのでしょう。 それに、魔女メイクのエスターがあんまり怖くなかった…。 何が一番怖かったって、DVDのパッケージ写真のエスターです。あれより怖いエスターは本編には登場しないので、ご安心ください。 にしても、日本だったらエスターくらいの年頃の女の子とセックスしたがるロクでもないオヤジたちは、フツーにゴロゴロいそうです。 アメリカは、日本よりずっとロリコンへの規制が厳しいんでしょうねぇ。 エスター、日本に来ればよかったのに。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-10 00:00:04)《改行有》

13.  コンスタンティン 映像と雰囲気はいいんですが、ストーリーはイマイチ。展開の全てが想定内。意外性ナシ。 登場人物達のキャラクター設定はいいんですが、その設定をまったく生かしきれてない。 ヒロインは刑事である必要性、ゼロ。双子である必要もほとんどナシ。 キアヌの助手の少年の存在も、オマケすぎ。そもそも、あのキアヌのキャラで助手がいるのは不自然。 キアヌがヘビースモーカーという設定は、緩慢な自殺を選択しているという意味であろうから納得なのですが、肝心のキアヌが全然スモーカーに見えない。タバコの吸い方、ヘタ。この人、ホントは健康ヲタクなんじゃ‥(知らんけど)。 まぁ元からキアヌはキムタクみたいなもんで、何演じてもキアヌにしか見えないので、別の俳優を使った方がよかったんじゃないかなぁ。 なんちゅ~か、日本の少年漫画を読んでるみたいでした。 この映画、ターゲットがティーンならわかるんだけど、大人が見たら退屈するかも。[DVD(吹替)] 5点(2011-10-30 00:33:25)(良:1票) 《改行有》

14.  アレキサンダー 《ネタバレ》 壮大な‥あまりにも壮大な‥‥ホモ映画でした。。。 確かに退屈はしませんでしたが、こんなに長いのに「内容が薄い!」と感じるのはなぜなんだろ~?なんだか、戦闘シーンと宴会シーンをやたらと繰り返してたような。 内容ですが、アレキサンダーとその母親に焦点を当てすぎではないだろ~か。それがアレキサンダーがしつこく東方遠征を目指した理由なんだから仕方がないのですが、もう少し他の脇役たちの描写が欲しかったなぁ。 側近たちの謀反や謀殺へ至る心理描写があっさりしすぎていて、なんか映画としてもったいない感じ。そこら辺がもう少し描けていれば、アレキサンダーが「イヤだ!もっと先へ行くんだい!」と喚くだけの魅力のないワガママ男みたいにはならなかったのではないでしょ~か。 重要な脇役たちの人物が描かれていないためか、あれだけの距離を移動し、国を征服し、多くの人物と出会ってきたにも関わらず、アレキサンダーの他者との関わりはなんと底が浅いことか、結局は両親と恋人だけかい?という感じになってしまっている。 まあ、それだけ「英雄は孤独なものだ」「英雄は理解されないものなのだ」と言いたいのかもしれませんが、その「英雄」のアレキサンダーがまったく魅力的ではない!というのが、実は一番問題なのかも~。コリン・ファレル、金髪似合ってないし(笑) ストーリーですが、東方遠征の理由が、母親から逃げたいのが一番と、他に英雄的な生き方を信望していたとか、父親から「男らしさ」という影響を強く受けていたとか、全部子ども時代でバラされていて、謎がまったくないのもなんだかなぁ。。。 それに父親殺害のシーンを、わざわざ回想にしたのは何のためなのか?ストーリー的にはその必要はまったくなかったのでは?なんかメリハリつけたかっただけって感じ。 最後にひとつ。顔と名前が一致しないままの人物が多くて、観終わったあと、消化不良気味です‥(って、ワタシが阿呆なだけかもしれません‥。)5点(2005-02-12 00:48:57)(良:1票) 《改行有》

15.  ターミネーター3 T1~2で出来上がっているストーリーの流れからはずれないように、シナリオ作りを頑張りましたね。パチパチ。しかしそのやり方だと、とーぜん前作は越えられない。それでも続編を作るのは、シュワちゃんにまだ需要があるから?でも彼がオールヌードで登場した時に「待ってました!」と思った観客が一体どのくらいいるのやら。 ただ、ストーリーはイマイチですが、アクションや展開の工夫が結構よくて、最後まで飽きさせません。頑張ってますね。 ラストは合格!ああならなくっちゃ、出来すぎだし不自然を感じたと思う。なので映画の出来としては、平均点は行っているのでは? でも、平均点を目指した映画だったら、作らないほうがよかったかも。2作目がよかっただけに、3に期待した人はきっとガッカリしたのじゃないかな~。 あと、キャスティングに文句を言いたい。ターミネーター役の二人にお金を使いすぎて、人間役ケチった!?って感じが…。ジョンは追っ手から逃れるため、顔をぶさいくに整形したという設定か?!アクション映画なんだから、主役のビジュアルにこだわりをお願いします…。[映画館(字幕)] 5点(2003-08-12 23:05:08)《改行有》

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