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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 否定するのは簡単です。過去にしがみつき、変わってしまったものを認めぬのではなくそこにどう折り合いをつけ、どう受け入れ、どう変化していくのか、そういったものがこの作品に描かれていたんじゃないかと。そして、そんな一人の少年の心の成長を包み込むものは・・・。 とっても素敵な作品だと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2008-05-19 22:56:47)《改行有》 2. ヒトラーの贋札 名誉の死を選ぶのか、業を背負ってでも生き伸びる道を選ぶのか?果たしてそこに正しい答えなどあるのだろうか?ナチスそのものはまた別として、各登場人物それぞれ誰が正しくて誰が間違ってるなんて、きっと誰にも決められない。いつ終わるともしれない、見えない明日の為にギリギリの駆け引き、ギリギリの綱渡りを繰り返していく。 何より彼の葛藤や、語らずともわかる心理的変化が抜群に上手いです。物凄い緊張感でスクリーンに引き込まれました。こういう作品に対して「面白い」なんていう言葉は不適切なのかもしれないですけど、とにかく面白かったです。[映画館(字幕)] 9点(2008-05-03 17:38:37)(良:1票) 《改行有》 3. やわらかい手 愛する孫の為に汚い仕事をしてまでっていう単純な感動物なんかじゃなくて、風俗とかそっち方面で考えられる色々な要素だとか、さえないおばちゃんが人生の輝きを取り戻していく様だとか、多面的な要素が上手く描かれててとっても面白かったです。自分で納得して、自分が誇りを持っているなら他人がとやかく言おうとそんなものは関係無い。そんな主張がとっても気持ち良いです。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-03 17:30:47)《改行有》 4. いのちの食べかた ナレーションやインタビュー、一切の説明が無いのがグッドです。「いのちの食べかた」なんていう明らかに作り手の意図とは違う題を勝手につけたことが腹立たしいくらい。 シュールな現実に、もはや笑うしかないです。これはもう「食」や「命」についてだけじゃなくて、人間って何だ?文明って何だ?自然って何だ?消費って何だ?と、もうありとあらゆる事についてのドキュメンタリー![映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2008-01-29 20:37:43) 5. スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー フランク・ゲーリーって・・・誰?と予告編のように知識が無い状態で観ました。エキセントリックなその建築アート(?)とは裏腹に、作品としては凄く普通のドキュメンタリーだったりするので、へぇ~こんな人が居るんだなって勉強にはなりましたが、それが面白かったかと言えば微妙な所。[映画館(字幕)] 4点(2007-11-03 19:50:28) 6. ドレスデン、運命の日 前作の「トンネル」もそうだけど、無闇に長い。色々な人を描きたいのはわかるけど、もう少しシンプルに作っても良いのでは?ドレスデン爆撃シーンは圧巻で良いのですが。戦争は政治家や軍だけにあらず、一番の被害者はそれに翻弄され、無駄に命を散らす一般市民。数年前からドイツ自身が描くドイツの歴史物映画が結構入ってきてますけど、その辺と同じく意義深さは感じます。[映画館(字幕)] 5点(2007-09-25 20:01:36) 7. オール・ザ・キングスメン(2006) 《ネタバレ》 原作、49年版共に未見。当初は正義の志を立てるも、次第に権力に溺れて行き・・・というのは何時の時代、どの国の政治化家にも通じるものなのかなと思う。そんな部分でリメイクする価値もあるかとは思うが、面白い作品かどうかはまた別のお話。ジュード・ロウも頑張ってはいるものの、やはりショーン・ペンの為の作品かなと。[映画館(字幕)] 5点(2007-06-04 21:00:15) 8. パリ、ジュテーム 2時間で18作品って多すぎかな?とも思いましたが、「一つの断片からそれ以上の多くを読み取ること」が映画の文法だと考えると、こういう短編って実は映画らしい映画と言えるのかも?等と思ってみたりも。短いからこそ色々と想像を繰り広げられるのがまた楽しい。全部が良かったわけでもないですが、どの作品も個性があって面白いです。[映画館(字幕)] 9点(2007-05-31 22:45:47) 9. 善き人のためのソナタ 絶望の中に見える一筋の光明。最後のエピローグ的な部分が良かった。良くも悪くもヴィースラーって生真面目な人なんでしょうね。派手さは無いけど地味さが心に沁みる作品。[映画館(字幕)] 8点(2007-04-26 22:17:40) 10. ブラックブック 《ネタバレ》 流石はバーホーベンという出来。ハリウッド捨てて正解でしょう。バホらしいエロスとバイオレンスを盛り込みつつも、重厚なサスペンスドラマとして非常に見応えがあります。主演の女優さんも役者魂が感じられて素晴らしい作品になってました。[映画館(字幕)] 9点(2007-04-08 21:37:22) 11. ボーン・スプレマシー 監督が違うので、やはり前作とはちょっと別な色でしたね。作りが手堅いというか、マジメな人なのかなと思った。派手なアクションというより、硬派なドラマを目指した感じがする。シリーズ物として今回はジェイソン・ボーンってキャラクターを明確にしたという所かな。次回もありそうですし。[映画館(字幕)] 6点(2005-04-03 21:01:17) 12. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 無難に面白かったし、笑えるシーンも満載でそれなりには満足。前作よりさらに体重増加なレニーは凄いと思うけど、やっぱ2作目だけあって前作ほどのインパクトが無いのは残念。悪夢に出そうな前作のバニーちゃんとか、下着姿で街中を全力疾走したような前作で印象に残るシーンを超える場面が無かったかな~。[映画館(字幕)] 5点(2005-04-03 20:30:40) 13. レッド・ドラゴン(2002) 知性も無ければ個性も無い。そこにあるのは惰性という所かな?原作ありきのシリーズ物の一編、以上の価値が感じられないのが残念。5点(2005-01-17 00:43:45) 14. アイ,ロボット この手のSFは世界設定に疑問を持つと、何故?ホワ~イ?だらけなので、その辺は考えるの止めとこう。(古典SFがベースですし)話的に目新しさは無いし、突出した「何か」は無いけど、全体的に上手くまとまってて単純に凄く楽しめました。名作ではないが良作な部類。8点(2004-09-26 21:59:52) 15. バイオハザードII アポカリプス ゾンビじゃなくってこの作品そのものが腐ってるんじゃないのか?(苦)オリジナルのゲームは好きなので、ジルだけは楽しめたけど、それ以外の部分ははあまりにも・・・。ミラジョヴォさんのファンでもなけりゃ楽しめるものでは無いかと3点(2004-09-15 00:11:52) 16. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 画面的には派手なんだけど・・・なんだか観てて退屈な感じでした(汗)ネタとしては面白いんだけど、原作(ムーアのじゃなくて、元ネタの方ね)に思い入れが無いと少々キツイ感じ4点(2003-11-13 00:49:21) 17. アメリ こういうのを「エスプリ」つーんでしょう。真面目にどうこう語るのは逆に無粋かなと。素直にそのエスプリにクスっと笑えればそれで良し!7点(2003-10-22 01:50:16) 18. ボウリング・フォー・コロンバイン ドキュメンタリーとしてはちょっと弱いかな。ネタはともかくとして、お堅いTVのドキュメント番組と比べると、楽しい分、多少浅い感じがします。でもサウスパーク風のカートゥーンはかなり笑えますねぇ~7点(2003-10-14 23:51:47)
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