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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コンフェッション(2002) 《ネタバレ》 豪華キャスト、全編凝った映像(冷蔵庫の陰影とか)。それなのに、とても地味に仕上がっているのが、むしろ貴重な感じ。本筋の真偽はともかく、今日に至るテレビのバラエティーの原型を作ったゴングショーのホストが、小心で下世話で、子供の頃から心に傷を抱えていて、虚飾とストレスに追いつめられる様子がうまく描かれていたと思う。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 13:27:03) 2. アメリ 《ネタバレ》 ヒロインの切りそろえた前髪と、細い足首がいたずらっ子らしい雰囲気をよく醸していて魅力的。好きな人とすれ違う昼下がりの広場の、オレンジがかった光、そして昼下がりの伸びた人の影が、妙に懐かしい感じでわくわくする。人とわかり合うのは難しくて、とても手間だけれど、手間をかける甲斐はあるのかも、と思わせる一作。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-05 22:07:50)《改行有》 3. ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 シリーズ前作同様、陰謀の謎解きは難しく、実はよく飲み込めなかった。でも、手持ちの多い映像と、灼熱のゴアから粉雪舞うモスクワへというスピード感にのせられた。デイモンとカール・アーバンが共に短髪なのが格好いい。それからボーンのサッカー選手のようにいつも周囲を見ている眼の良さ! ただし結末は少しロマンチック過ぎるかと思ったけれど、いかが。 6点(2005-01-15 20:09:11)(良:1票) 《改行有》 4. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 説明が少なく、肝心の「計画」の理屈はよくわからない。だけど、雰囲気はかなり楽しめた。ショッキングな場面の後でさっと時間を確認するような、主人公の職人肌とも言える知的な人物像。冬のヨーロッパの暗い町並み。そして大迫力のカーチェースの直後にふうっと我に返るシーンなどの抑えた演出。これらのバランスが絶妙。一人バランスを崩しているアウトローなヒロインの、奇妙な気っぷの良さがまた良かった。6点(2005-01-05 00:14:58)(良:1票) 5. シカゴ(2002) 「オール・ザット・ジャズ」でノックダウンです。格好いい。70年代にここまで楽しく、ここまで冷徹にスキャンダリズムを皮肉った舞台を作ったフォッシーにまず乾杯。そしてフォッシーと、エンタテインメントをこよなく愛することを隠さない、この映画のスタッフに拍手。リチャード・ギアが下着姿で踊ったときにはちょっとのけぞりましたが、それも含めて、「やる時はやる」役者たちはさすがです。8点(2003-11-30 15:13:59) 6. ファイト・クラブ 前半の強引さは痛快。セクシーなブラピもさすが。でも実は二人は、という展開で椅子からずり落ち、その後はだれてしまいました…5点(2003-09-23 14:38:43) 7. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 大まかな内容は、観る前から想像がつく。それでも引き込まれるのは、誰もが状況次第で、とてつもなく非情になりうるという現実の重さ故でしょうか。爆撃を受けたときのリアルな耳鳴り、そして緊張の果てのユーモアが秀逸です。8点(2003-09-23 13:36:04)
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