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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 推理超人グレアム捜査官がサクサクと進めていくのが好き嫌い分かれるところかな?と思ったり。屋敷炎上で終わってたら『ザ・フライ』的な悲恋エンドだったのかな?と思ったり。そしてチルトン院長老けすぎだろと思ったり(苦笑)。そして、不自由さと共に生きるリーバさん(エミリー・ワトソンが好演!)の前向きさに胸が熱くなる…。ちなみに凄い形相で「ムシャムシャーッ!」の場面は大爆笑(笑)[インターネット(吹替)] 7点(2021-08-17 12:51:30) 2. パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 ナレーションとともに描かれる主人公グルヌイユと周辺人物の人間模様はちょっと『フォレストガンプ』的な寓話性。調香師版『おしん』あるいは『ザ・プロフェッショナル』とも言うべき香水職人の物語だったはずが、あれよあれよという間にサイコホラーものへと変貌していく。最初はグルヌイユを応援していたはずなのに、気付けばジェイソンやレクター博士のようにグルヌイユを見ている自分にニヤニヤしてしまう。 賛否両論ある【処刑場でのパフューム無双】(からのパイパニック)については、主人公が秘密兵器で無敵モードになるクライッマックス(『タクシードライバー』とかね)が大好物の俺としては大喝采!しかもそこから一転して『市民ケーン』的な【ローズバッド】に涙する主人公に共感しまくるしかないのです!思春期のあの強烈なリビドーを【匂いをクンカクンカ】するコトでしか体感できなかった彼は…そりゃあイカレてしまうしかないよなぁ…。 オープニングとエンディングが円環的につながる終わり方は良かったです。 ちなみに…ダスティン・ホフマン師匠がグルヌイユの調合した香水を嗅いでうっとり桃源郷にワープする場面では、思わず「ミスター味っ子か!!」とツッコんでしまいました(笑)[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-24 01:38:18)《改行有》 3. 触手 《ネタバレ》 あれ?結構ヨカッタんだけどなぁ(苦笑)。かつてイザベル・アジャーニの『ポゼッション』で「もっと見せんかい!」と血の涙を流した身としては、今回の触手によるアンナコトやコンナコトをちゃんと見せてくれただけで結構満足しちゃったんですよねぇ~。その辺が触手マスター諸兄たちとは見解が分かれた部分なのですかねぇ…。 不安定な登場人物による不穏な人間関係、そして挟み込まれる不安感マシマシの風景。そんな映画全体のトーンが「あっ黒沢清っぽいなぁ~」と思って、俺的には【黒沢清の触手モノ】(笑)というカンジで面白かったです。それと…クレーターでの【集団アニマル〇EX】は度肝を抜かれました。あんなトンデモシーンを見れただけで最高っす!まぁ、ある意味では裏ギャグシーンだったような気もしますが…。 というワケで…なんとなく佐藤栞里ちゃん似のSimone Bucioタン、可愛すぎ微エロすぎワロス (;´Д`)ハァハァ[インターネット(字幕)] 7点(2021-04-22 01:18:03)《改行有》 4. バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 逆回転&スローモーションで始まる今回のオープニングは、見ているこちらの感情を激しく揺さぶるエモーショナルな効果を上げていて文句なしにカッコ良かった! そして東京ステージでの中島美嘉スーパーバトルや、懐かしのキャラ大集合(クローン技術の無駄遣い)『ドーン・オブ・ザ・デッド』『エイリアン2』などの過剰なオマージュ、そして眼鏡フェチの俺としてはニヤニヤが止まらない“眼鏡ッ娘アリス”まで登場と、今回は“お祭り”なのだと了解するワケです(笑)。 ただ願わくば…『エイリアン3』のせいで『エイリアン2』のエンディングが悲しくてたまらない俺としては、今回イイ意味で予想を裏切って助かった娘ちゃんは…次回作でも無事でいて欲しいなぁ…。[映画館(吹替)] 8点(2013-03-13 06:06:30)《改行有》 5. バイオハザードIII 《ネタバレ》 マカロニウェスタンからマッドマックス2へと至る“荒野に現れた孤高のヒーロー”というのは俺の大好物のシチュエーション。だから作風が前作からガラリと変わっても無問題(笑)。だけど…揃いのユニフォームで次々と飛び出してきてはアリスにぶっ飛ばされるスーパーアンデッド軍団は、間違いなくショッカーの戦闘員でした(苦笑)。[地上波(吹替)] 7点(2012-10-24 11:37:11) 6. スコーピオン・キング 《ネタバレ》 これは見事な『コマンドー』meets『コナン・ザ・グレート』。あるいは『沈黙の戦艦』meets『ランボー』でも可。ま~ズバリ言って“なにも心配せずに主人公の暴れっぷりを楽しむ映画”というか。いやぁ~それにしてもロック様ってやっぱ色気あるわ~。[地上波(吹替)] 6点(2012-07-11 09:09:57) 7. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 公開から10年も経てば、この映画のネタバレも知ってるワケで…。な~んて心配もいらないぐらい面白かったので無問題!サブリミナルの確認のつもりで何度も見返せば、そのたびに新しい発見もあり!その味わいはまさにスルメを噛むが如し…。 最初は「スゲー嫌な女」にしか見えないマーラが、ラストシーンでは抱きしめたくなるほどキュートに見えてきます。そして見返せば見返すほどに「あの結末」には泣けてくるのです…(あの終末感と音楽の相乗効果の中、二人がしっかり手を繋ぐ姿に涙腺がピンチ!)。 …とか書いちゃいましたが、基本的にこの映画が『オトコ汁ムンムン映画』なのは、これはもう間違いないワケです(笑)。そしてブラピの「ブルース・リー」は、『マトリックス』でのキアヌのそれを遥かに上回っていて、怪鳥音もヌンチャクポーズも、抱かれたいぐらいに最高なのでありますッ!!アチャーッ!!![DVD(字幕)] 8点(2010-09-03 15:43:28)《改行有》 8. ザ・セル 《ネタバレ》 中学時代から筒井康隆作品を読みまくって「夢」だの「無意識」だのに興味のあった俺にとってはモロに直球ド真ん中な映画でした。分りやすく言えば『セブン』と『マトリックス』と『羊たちの沈黙』を1本で味わえるような映画です…と書くと悪口に聞こえるかも知れませんが、これは褒めてます(笑)。途中でFBIの刑事が参入する展開には「おいおい、ここまで来て『魔法使いに囚われたお姫さまを王子様が助けるハナシ』になるのかよ…」と思わせおいて、あっさり王子が半殺しにされるのにもニヤリ(笑)。 それにしても…この映画でのジェニファー・ロペスはとても魅力的で、俺は完全に惚れてしまいました。うーん…俺も彼女の心の中に入ったせいで正気を失ったのかもしれませんね(笑)。 だから彼女の深層心理が、ある意味犯罪者よりもイカレているように見えることには目をつぶりましょう(笑)。 っと、最後にマジな感想を…。中盤に出てくる「(幼少期に虐待を受けて殺人鬼になった)奴より100倍ひどい虐待を受けても立派に育つ子はいる…決して人の命を奪ったりなんかしない…絶対に…」という刑事のセリフ(恐らく彼自身の過去の事なんでしょう…)ですが、これはこの映画がココで結構批判されていた「虐待の結果サイコ犯罪者になっちゃいました映画」とは一線を画すものだという監督の意志表明だと思うのですがどうでしょう?[DVD(字幕)] 7点(2010-09-01 13:46:47)《改行有》
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