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プロフィール |
コメント数 |
37 |
性別 |
女性 |
年齢 |
59歳 |
自己紹介 |
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1. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 久しぶりに良い映画を見た。
上質のブランデーのごとく、心地よい余韻があった。
そして、一度見ただけでは拾えなかった細かい個所をもう一度見ながら
詳さに検証した。
私にとって良い映画というのは、そういう映画であり
終わってすぐでも、続けて観賞に耐えられる映画なのだ。
ドライマンの部屋を覆うにぎやかさがあっても、全体を漂う静謐さ。
その静かさを補ってやまない、ヴィースラー大尉の瞳の雄弁さ。
澄み切った瞳を持つ大尉とは対照的な俗物たち。
主役だっただけではなく、ウルリッヒ・ミューエの存在がこの映画の肝だった。
最後のせりふと大尉の表情を私は一生忘れないだろう。[DVD(字幕)] 10点(2012-08-28 13:44:08)《改行有》
2. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 私にとってピアノは、趣味以上≦特技以下。毎日2時間はひくようにしている。
この映画を見て一番思ったことは、『主人公はピアノがある部屋にいながらピアノがひけない(音を出すわけにはいかないから)。それがどんなに辛かっただろう。』
ピアノがなければよかったものを、隠れていた部屋にはピアノがあったという事実。
苦しかっただろうな、よく誘惑に負けなかったな。
それが印象的でした。[DVD(字幕)] 9点(2012-02-29 19:29:48)《改行有》
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