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1. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 見る前の想像とちょっと違ったかな。楽器はリコーダーくらいしかしらない子供たちが、自由もへったくれもありゃしない校則で拘束された学校とムカツク教師にロックで宣戦布告だ!みたいな感じを考えていましたが、実際はいきなり高度な楽器を使いこなしているし、教師も皆、人が良さそう。じゃあ校長はと言うと、キャラ設定は面白いけど別に極端な悪役を担っている訳でもない。ですからロックで解放するぜ!という気持ちよさはいまいち薄い気がしました。
それでも楽しかったと思えるのは、ジャック・ブラックの演技と子供たちの愛らしさですね。終わり方も好きです。
『課外授業ようこそ先輩』という番組がありますが、それを毎週見ている僕としては、それのアメリカ版といったノリで気楽に見ることができました。[DVD(吹替)] 7点(2010-06-10 13:41:24)(良:1票) 《改行有》
2. セルラー
面白かったっす。サスペンスに上手く電話を落とし込んでますなぁ。とりわけ携帯電話が大活躍なんですけど、いつ通信が途絶えるか?みたいなことが常に頭をよぎるので緊張感が持続するんですよね。で、現実に起こりうるかと考える間もなくあれよあれよと物語に引き込まれてしまいました。
でもそれだけじゃ疲れちゃうので良い意味で集中力を途切れさせる演出もあったりして、全体のバランスが良かったと思います。
テンポも観客に配慮してますね。これ以上早いと、ついていけなくなる恐れもあるし、かといって遅くするとスピードを犠牲にしかねない。良い仕事してますよ。
軽すぎず。重すぎず。個人的にはこのくらいのサスペンスが丁度いいですね。
携帯電話依存症とか問題ありますけど、一方でこんな自分の窮地を救ってくれるかもしれない電話の秘めた可能性を改めて感じました。[DVD(吹替)] 8点(2010-05-22 13:15:01)《改行有》
3. DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
《ネタバレ》 元のゲームは昔、数回やったことがある程度で印象は薄いのですが、やたら胸が揺れていたのは凄く記憶に残っています。流石に実写でそれを再現するのは無理だったみたい。でも、そこは割り切ってその分、女の子たちを可愛く撮ろうという製作者の熱意は伝わってきました。
基本的に女の子たちは仲が良く和気藹々とした、ガールズムービー的なノリがあるのは見ていて微笑ましくなってきます。ただ女性に焦点を絞った作りなのに中国系の子のシカトされっぷりは不思議。仲間外れか?というくらいに絡んでこないし、キャスティングも適当に思えました。原作では人気が無いのでしょうか?男性の説明が一切ないのはテンポの向上に一役買っていて良いと思います。
ストーリーは両者が所構わずいきなり闘うという自由なとこがいいのに核心に近づくにつれ、お話を纏める為にこじんまりしちゃたねーという印象。裏で企みがあるのも早い段階で分かってしまいますしね。あまり盛り上がりません。
アクションもトーンダウンしちゃいました。階段がピークかな。というかそれまで女性の華やかなアクションを見せられてるのに、いきなり画的に地味な男同士の闘いを見せられてもなぁという感じでしたね。その後、皆で闘うのも予想できたので驚きは薄かったです。[DVD(吹替)] 5点(2010-05-18 22:45:19)(良:1票) 《改行有》
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