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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 黄色い星の子供たち いつも思うのは、過去に大量虐殺を実行したのも我々と同じ「人間」だということ。 現代の人々も状況によっては同じことを起さないと言えるのだろうか。組織の中で人はその組織に染まらずに「人間」の尊厳を保ち続けることが出来るのだろうか。 これまでの時代に無かったような新たな価値観を見いだしているのか、それが疑問だ。 映画は、哀しいが心が静まっていくような、そんな印象の作品。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-09 00:01:51)《改行有》 2. クラウド アトラス 壮大な物語。 それぞれの時代において未来につながる革命的なことをしていく、それをうまくつないで全く飽きること無く観させる。 「死は扉である。そして新しい世界が開いていく」というモチーフに向かって物語も進む。実験的な要素もあるが、とても評価出来る映画なので内容以上に加点したくなる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-05 21:52:34)《改行有》 3. レッド・ドラゴン(2002) 羊たちの沈黙の前日譚だが、やはり引き込まれるものがある。 レクターは天才と言っても足りない程度で「合理的な社会なら、自分のことを利用するか殺すかだ」というようなことを発言していたが、その通りだろう。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-08 16:30:02)《改行有》 4. ボウリング・フォー・コロンバイン ドキュメンタリーは苦手なことが多いが、本作は飽きない。 なかなか状況は変わらない。なぜ米国では、という問題は根が深いかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-22 14:22:08)《改行有》 5. イングロリアス・バスターズ 各章ごとに緊迫感や意外性もあり、構成が良い。 俗っぽいところもあるが、凄い作品を作っていたんだな、と思う。[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-09 23:09:23)《改行有》 6. アバウト・ア・ボーイ 軽いタッチのありがちなストーリーかと思ったら、意外にも心地良い映画になっている。 ちょっとした幸せがちょうどいい、そんな人生を感じさせる作品。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-14 17:06:07)《改行有》 7. コーチ・カーター スポーツもの、そして実話に基づく映画、好きジャンルの一つ。 本作品もなかなかの出来で面白い。迫力は普通だが、学業という側面も交え飽きることなく観ることが出来る。[地上波(吹替)] 7点(2019-08-04 18:26:27)《改行有》 8. 帰ってきたヒトラー B級のコメディ作品かと思いきや、意外に面白い。特に終盤に向けてコメディ色が消えてきて引き込まれる感すらある。 娯楽作品ではあるが、良くできていると思う。[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-10-08 10:47:19)《改行有》 9. ラッシュ/プライドと友情 F1の映画を観たのは始めただが、いい出来だと思う。 実話としてもドラマティックな展開になっている。人間性の濃さを上手く表現しているかは微妙だが、レースの迫力がそれを十分に補っている。[地上波(字幕)] 7点(2018-05-26 20:39:20)《改行有》 10. ボーン・アイデンティティー シリーズ第一作として、面白いと思う。記憶を無くしているけど無敵、といった演出も悪くない。 ただし、ヒロイン(?)の途中のグダグダ感と終盤のモヤッとした感じはちょっと惜しい。続きがあるからいいのかとも思うけど。[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-05-03 21:53:34)《改行有》 11. ブラックブック 最初は、ちょっと分かりにくいし興味無いかも、と思ったがかなり引き込まれた。 戦争に翻弄された女性の物語と言えば単純だが、想定以上に凄まじい印象を残す。主演女優のまさに体を張った演技も素晴らしい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-12 19:37:59)《改行有》 12. あん 重いテーマを扱っているが、作りはキレイだ。でもそれで救われる気もするし、とてもやるせない気持ちにもなる。 評価されるべき映画、という位置付けに多くの人が感じる作品。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-04 20:49:00)《改行有》 13. ボーン・アルティメイタム この緊迫感と早い展開はアクション系においてもとても特徴のある映画だと思う。 カーチェイスも単純なものではなく、凄くボコボコしている。ミステリー感は薄いものの、好感が持てる。[地上波(吹替)] 7点(2016-10-16 10:41:11)《改行有》 14. セルラー 携帯を使い込む設定が面白く、ちょっと意外な展開が少しずつ続いていくテンポも良い。なかなかの出来。 多少まどろっこしいところもあるが、それが無ければ映画にならない。何度も観る作品では無いけど。[地上波(吹替)] 7点(2016-09-03 13:02:29)《改行有》 15. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 007シリーズの中ではもしかしたら異色なのだろうか。それでも、面白い。 前半からド派手なシーンの連続で、なかなかのものと感じたが、惜しいのは後半のちょっとしたトーンダウンだろうか。カジノでのもう少し深い心理戦があっても良かったか。[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-11 16:23:07)《改行有》 16. めぐり逢わせのお弁当 《ネタバレ》 大作ではないけど、良い映画。 手紙でのやり取りなのでホノボノとしているが、それぞれが人生に少し疲れていて寂しさが全体的に漂っている。 終わり方も寂しいが、これが現実的で妥当かもしれない。彼らの将来はまだ明るいとは言えないが、それでもそれもまた人生か。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-06 15:18:12)《改行有》 17. シンプル・プラン 《ネタバレ》 シンプルな計画、そのシンプルさを守るために複雑な事象を多々引き起こすという皮肉な物語。人の心理もお金によって微妙にずれていくのが巧みに描かれている。 同じような映画をいくつか観たような気もするが、ある意味「シンプル」なテーマだと思う。 兄の「金持ちになったら、金目当てでもいいから好かれたい...」というような言葉が印象に残った。実は一人だけ冷静に単純な感情を持っていたのかもしれない。 主人公も、最後の殺人(?)によってついに罪の意識が戻り普通の感覚に戻ったのかもしれない。[地上波(字幕)] 7点(2015-08-02 14:21:39)《改行有》 18. おとなのけんか 《ネタバレ》 子供の喧嘩が発端で大人4人が言い争いの喧嘩をする。 本音を隠しきれなくなって、言い争う相手が徐々に変化していく秀逸な脚本だと思う。 子供は単純なもので、いずれ仲直りするかもしれないが、大人は徹底的に最後まで突き進んでしまう。 面白いかどうかは、その時の気分と個人の趣味による。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-20 23:25:47)《改行有》 19. クラッシュ(2004) 人種差別問題を扱っているが、結局は個々人の問題も大きいと感じるし、複雑な構成をうまく作った映画。 とても評価できるが、感動はしにくい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-24 23:04:25)《改行有》 20. コッポラの胡蝶の夢 複雑で分かりにくい映画なのかな~、と思って観始めたが結構すんなると物語に入っていけた。 映像もキレイだし、進行はそれなりに分かりやすい。 でもコッポラが何を言いたかったかは難しい。結局全ては夢のようであり現実であり、そして絶対的な価値観は矛盾とともに実現することが出来ず...今はそういった解釈で捕らえたが、それもどうか分からない。 思ったよりは面白いが、後味は微妙な作品。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-11 18:02:35)《改行有》
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