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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 特捜部Q 檻の中の女
《ネタバレ》 加圧装置の中で監禁して真綿を締めるような責め苦に、犯人の憎悪の深さがうかがえる。少女のせいで家族が死傷して挙句に養父に性的虐待されるはめになったと思えば恨んで復讐したくもなるか。
主人公が笑わないキャラというのもあって終始シリアス。少し地味だけれど、相棒のアラブ人とのコンビがいい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-03 21:29:18)《改行有》
2. ドッグヴィル
《ネタバレ》 演劇のような映画で、こういう作品は初めて。
作り手の挑戦的な姿勢には好感が持てる。
ニコール・キッドマンのこの作品での美しさは、思わず見とれてしまうほど。
それと対比的に、天使に甘えて牙を剥き、エゴの捌け口にしていく人間の醜悪さに不快感が募っていく。
集団で一人のよそ者という弱者を奴隷化していく過程が見事に描かれる。
理不尽な行為を正当化して善人を装う人々に虫唾が走る思い。
力を持たない者に対して露呈した傲慢な残虐さ。
その捌け口になった弱者が実はマフィアの父という恐るべき力を持っていた。
圧倒的な暴力によって報いを受けるラストは、なるべくしてなったもののようにも感じる。
同監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もそうだが、人間のダークな部分をえぐり出すのが実に巧み。
3時間の長尺で、前半は少し退屈で先が思いやられるが、村人たちのエゴがさらけ出される後半は引き込まれて時間が短く感じる。
ニコール・キッドマンが妙にハマっていて、他の女優だとここまでうまくいかなかったような気がする。[DVD(字幕)] 9点(2014-05-10 22:57:04)(良:1票) 《改行有》
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