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プロフィール |
コメント数 |
592 |
性別 |
男性 |
年齢 |
41歳 |
自己紹介 |
ぶらり旅
映画三昧
綺麗なお姉さんが好物です |
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1. ドッグヴィル
ラストシーン、あれは単純な報復ではない。
グレースの心が一瞬でも晴れたか、傷は癒えるのかというと答えはノーだ。
彼女の言う権力を用いた責任ある行動は彼女にそれを深く忘れえぬよう心に刻み付けた。
誰が正義か、そして悪なのか・・・またそれは誰が為のものか?
グレースに様々な行為を求めた村人は悪か?
村人からすれば変化という名の災厄を持ち込んだ彼女こそが悪か?
自分は元凶はトムにあると思う。だがそれらもまた主観的な一面でしかない。
『どちらか(の正義)』を選択せねばならない、己の物差しで。
難しい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-19 23:10:04)《改行有》
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ラストのシーンは突発過ぎてかなりショッキングだった。理不尽すぎる・・この映画を挙げて「鬱になる」と言う人の気持ちがわかった。遺伝ゆえに失明する病気を持つ者の深い深い絶望と子供への一身の愛と希望。ちょっとセルマが一方通行気味でそれぞれのキャストらの感情がイマイチ掴めなかったが・・。撮影は手ぶれ起こすハンディカメラが主で背景音楽が無く寂しい。最初これはドキュメンタリー映画か何かか?と思ってしまった。ミュージカル調のシーンでセルマの空想と現実が入り混じる。ビョークの歌声はところどころでゾクッとします、彼女の演技と相まって。恐ろしい才能を感じさせる逸材だ。この一連のシーンは手ぶれを起こさない固定の撮影方法で通常のシーンとはちょっと別物。現実との対比ともとれるのだが浮いてる感もある。凄く身につまされるのだがかなり精神的に来るものがあり人に薦められるか?というとかなり厳しくもありとても評価が難しい作品だと感じた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-12 00:13:49)《改行有》
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