|
プロフィール |
コメント数 |
156 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
ホラー好きな女豹です。 |
|
1. ドッグヴィル
《ネタバレ》 「歯車が1つずれると、みな狂いだす。ずれたまま機能する。ずれた歯車は決して元通りになることはない。 普通の寒村に迷い込んだ美しすぎる女性。渇望する男、嫉妬する女。
誰も変化なんか求めていなかったんだろう、ドッグヴィルの人間は。それは本当はトムも同じ。 途中グレースが、かいがいしく働き、町に馴染んできた時、少しの傲慢さを出した。目の見えない老人宅でカーテンを開けたシーン。この時、グレース役にニコールを選んだ監督に拍手喝采だった。この慈悲深くそして傲慢な女をよく見つけ出したもんだ! わずかなグレースの傲慢さに町の人々は牙をむく。そして最後にはグレースが
町の人々の傲慢さに牙をむいた。・・しかし単なる復讐劇ではないような気がする。
傲慢さなど、誰にでも潜んでいる。ただ、グレースとドッグヴィルは「かみあわ」なかったんだろう。悲しい結末である。ただ、当然の結末とも思えるんじゃないだろうか。
皆、グレースの立場であっても、町の人々であっても、同じ事をしてたんではないだろうか。悲しいことにそれが、生々しい人間なのだ。グレースはそれを知ってしまった。グレースが焼き払おうとした町=己の醜い傲慢さ、なんだろう。きっとこの先グレースは人間の傲慢さを憎みつつ、そして自らも傲慢に生きていかなければならないんだろう・・」 と私が陰鬱な顔をしている横で、映画を見終わった友人が言った。「ああ~、おしんの大人版やなあ~」・・・・・私は君の脳ミソを愛してるよ。
7点(2004-09-03 04:17:16)《改行有》
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ビョークはビョークではなかった。私の中で完全にセルマだった。いい映画だと思う。見終えた後、思い切り大きな声を出したくなった。7点(2004-08-31 00:31:19)
|