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プロフィール |
コメント数 |
252 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://kagehinata64.blog71.fc2.com/ |
年齢 |
39歳 |
自己紹介 |
ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。 映画と漫画のレビューブログです。 映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。
B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。
かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)
好きな監督は 岩井俊二 クエンティン・タランティーノ デヴィッド・リンチ ティム・バートン ロバート・ロドリゲス などなど
↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは ・トイストーリー3 ・クレヨンしんちゃん オトナ帝国 ・死霊の盆踊り ・ジブリ作品の大体 です。 |
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1. 偽りなき者
本作はデンマーク産の映画で、話されているのもデンマーク語(一部英語もあり)です。
デンマークという国の特色として、手厚い医療や教育などのサービスが行き届いていることがあります(資金は高額な税金によるものなのですが)。
その「世界一幸せ」と称される国の一区画で「子どもが大人に性的虐待をされた」という事実は、人々にとっては憎むべき、廃絶すべき対象でしょう。
事実、デンマークでは1997年に男性の幼稚園教諭が幼稚園児に性的な虐待を行って逮捕されたという事件が発生しています。
その後、デンマークでは幼児教育に携わる男の先生が、非常に少なくなったそうです。
おぞましい事件が発生すれば、大人たちはそれをコミュニティから除外し、蔑み、二度とこんな事件が起こらないようにする・・・それは確かに致し方のない、当然のことだと思います
しかし、この映画の主人公は全くの無実なのです。
彼に対する仕打ちはとても理不尽で、恐ろしいものでした。
肉体的にも精神的にも主人公が追い詰められているのを観るのは、とても辛いものがありました。
この映画で恐ろしかったのは、大人が子どもの嘘を信じる過程です。
嘘をついた女の子の証言には変なところもあるし、女の子自身も大変なことになっていることに気づき嘘を告白したりもします。
しかし、それでも大人は女の子のことばをとことん信じようとするのです。
それは「性的虐待」というタブーに触れる、とても具体的に言いにくい出来事であることも原因です。
そして、母親が女の子に「優しいことば」をかけてあげるシーンに、自分はゾッとしました。
これを言ってしまえば、もう真実のことばは母親には届かないと、絶望的な気分になったのです。
下手なホラー映画よりも恐怖を感じた作品でした。[映画館(字幕)] 7点(2013-04-22 00:50:38)(良:3票) 《改行有》
2. アンチクライスト
やばい。暴力、性描写も凄まじいのですが、それ以上にデヴィッド・リンチの映画か?と思うくらい難解な映画になっています。
同監督の「ダンサー~」は個人的に好きな作品ですが、これは好きになれません。
なぜかと言えば、この映画では女性を「悪しきもの」ととらえているから(少なくとも自分にはそうとしか思えなった)。
女性にとって、この映画には嫌悪感ばかりがつのると思います。
Wikipediaによると
「この映画を作った自己弁護と釈明をしてください」と質問され
「世界一の大物映画監督と自称する監督による、女性嫌いの最たる作品」と非難された
作品ですが、この映画を観るとそれはよくわかります。はっきり言って死ぬほど不愉快でした。
おすすめしたくはありませんが(特に前述の通り女性に)、
画は暴力的でもどこまでも美しいですし、
主演女優賞を受賞した「彼女」役のシャルロット・ゲンズブールの演技も凄まじいです。
生半可な気持ちで観ると、後悔するかもしれません。[映画館(字幕)] 5点(2011-03-03 19:08:30)《改行有》
3. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 賛否両論の代名詞のような映画ですが、自分は猛烈に「賛」です。救いようのない悲劇的な内容ですが、主人公は息子のために行動できたのだから、その意味では幸せだと思います。少なくとも自分は愚かな主人公だとと言って簡単に否定できません。音楽が素晴らしく、列車のミュージカルシーンは何度も見てしまう。映像も線路と青空の対比が美しく仕上がっています。
でもラストシーンは好きではない。テルマの幸せな夢を、最後にも見せて欲しかったと思うのです。
[DVD(字幕)] 9点(2010-07-16 19:52:10)《改行有》
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