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1. ドッグヴィル
《ネタバレ》 ラース・フォン・トリアーほんとに人間のいや~な(嫌なというよりいや~なとのばしたい)ところをこれでもかと突きつけてくれますね。
すごい映画だと思いますが、まったく人様に薦められません。
黒板を爪でひっかいた音みたいな映画です。
散々汚された後でもニコール・キッドマンのまぶしいほどの美しさが印象的です。
ラストで村人が殺されてる横で迎えの車に乗っていくシーン、歌舞伎の桜姫の最後夫と子供をあっさり捨てていくシーンみたいでした。[映画館(字幕)] 6点(2013-11-04 17:53:50)《改行有》
2. メランコリア
《ネタバレ》 最初の8分くらいの無言の映像?で早送りしてくれーーーー!!とお願いしたくなりました。帰ろうかと思いましたよ。ほんとに。必要なのかな…これ。
やっと話が始まってなかなかまたイライラさせられます。結婚式・披露宴に2時間遅れって・・・・。ありえない・・・・。司会というかプランナーさんはいないのか謎…。
こんな結婚式招かれたらいやだな。
どうやら新婦が鬱らしいのですが…。新郎も結婚する前に気づけよ…。両親も変です。見てて疲れました。疲労宴・・・・。
と、やっと後半のほうで話が進みます。
惑星が地球に接近してくるみたいです。こうだ!ってお知らせもなくなんとなくそうなんだろうってのが示されるだけ。二つの月が登って映像がシュールでキルスティンが青白い顔で立っているとデルヴォーの絵みたいできれいです。
前半のキルスティン演じてた鬱の花嫁さんが鬱がひどくなって姉の家に引き取られてくるのですが、惑星が近づくにつれ元気になっていく。どこかほかの世界を見てる目がすごいです。
反対に姉は落ち着かなくなってくる。結局平気さーなんて言ってた姉の夫は惑星がぶつかるってわかるといきなり自殺してしまってびっくり。どうせ全員しぬんだったら待ってればいいのに…。半端に文明が壊滅しちゃってサバイバルな世界になっちゃうなら死んじゃったほうがいいかもですが…。妻子をおいて勝手な奴です。
結局姉妹とその子の3人で淡々と最期を迎えるのですが、ほんとに淡々としています。惑星の軌道を変えるため、決死隊が宇宙に旅立ったりしないし、人々がパニックになって大騒ぎになっている描写もなく、最後が来ます。宗教的ななにかも感じます。
でも、で、なんだったの?といわれるとなんだったんでしょう????あとで監督も鬱だったとか新聞記事で読みましたが、鬱のリハビリ映像なのでしょうか???
もうちょっと編集どうにかしてくれたらよかったんですが、この長さが主人公の鬱を表現するのに必要だったのかも?
おもしろいというか興味深いけど、人にはあまり薦めにくい映画です。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-04 12:15:34)《改行有》
3. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 原作が面白かったのに未完で終わってしまって物足りないので見てしまいました。
正直言って原作読まないでこれわかるのかな?
かなりカットしている部分があるので話の筋を追っていくので精いっぱい。
ハリエット失踪の謎解き場面も早すぎー。
映画というより2夜連続ドラマ的な…。
ただリスベット役の女優さんが小説からおもってたよりごついんだけど、すごくあっていた。しかもかわいくない。(失礼・・ほめてるんです)虐げられてきた怒りというようなものが全身から発散してるような感じ。2,3へ続けるのに納得できる役作り。ミカエルはなんかちょっとクマさんチック…。もうすこし縦長だといいのに。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-02 11:47:14)《改行有》
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