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プロフィール |
コメント数 |
1323 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。 【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。 【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。 5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。 また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。 |
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1. 鼻炎
《ネタバレ》 少し前に流行した「ぴえん」という俗語を思い出したが関係ない。
原作を文章で読んだことはないが、かなりくだけた感じの訳文(沼野充義訳)を朗読した動画があったので聞いた。主人公の人物像に誇張はあるだろうが、人間の愚かな面を戯画化してみせたものかという気はした。死んじゃってぴえんとか言いたくなる。
この映画も大まかな流れは同じだが、変更点や追加点にどういう効果を期待したかわからない。また単純に見ていると主人公とオヤジの関係性が不明なため、主人公の奇行の原因を原作と変えたのか(要は妻からの圧迫)と思っていたが、しかしエンドクレジットの役名(英文)で初めて原作同様の設定だったらしいことがわかるので、それならあらかじめ原作を頭に入れてから見るべき映画なのかとも思わされる。監督名が中間あたりで表示されるのもどういう思惑があるか不明だった。
制作に当たっての志のようなものは特に読み取れなかったが、例えばサイズ的に手頃な短編を使って現代風の映像を作ってみただけの習作的なものだったか。あるいはわかる人にはわかる皮肉などが込めてあったとしても伝わらないのでしょうがない。[インターネット(邦画)] 4点(2025-04-05 16:06:40)《改行有》
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