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プロフィール |
コメント数 |
731 |
性別 |
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自己紹介 |
奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。
好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。
どうぞよろしくお願いします。
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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。
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1. 白馬の伝説
…美しい、そしてどこか神秘的で、もの悲しい、もうひと口では言い表せない不思議な映画。ジプシーの血が流れている飲んだくれの父親とダブリンの街で暮らす幼い兄弟が、一頭の神秘的な白馬と出会う。しかし、その馬が売り渡されると知った時、兄弟は馬とともにあてのない旅へ…というような物語(だったと思う。何せ、見たのは随分と以前なもので)。このいくらでも甘くも辛くもファンタスティックにも仕立て得る内容でありながら、そのいずれでもない「過酷なポエジー(詩)」としたのは、やはり舞台が“妖精の棲む国”アイルランドであるのと、脚本が『マイ・レフトフット』のジム・シェリダンだからか。とにかくふたりの少年が健気で、様々な苦難の旅を続ける姿には、何度も目頭が熱くなること間違いなし。特にクライマックス、すっかり白馬に心を奪われてしまった弟を助けようとする兄には泣かされます。…それにしても、こんな力強い繊細さに彩られた「児童映画(!)」に続いて『フォー・ウェデイング』を撮ってしまうマイク・ニュ-ウェル監督の才能は、もっと認められてしかるべきだっ!9点(2004-02-03 12:02:39)
2. マイ・レフトフット
いやあ、素晴らしいなあ。この手のストーリーにありがちなお涙頂戴的な作為や、深刻ぶった偽善調もなくて、まるでジョン・フォードの『我が谷は緑なりき』なんかのアイルランドものを思い出させる名調子。障害者の弟に対する家族…なかんずく兄たちのさり気ない心配りに、いや~泣けました。それにしても、何て恵まれた奴なんだ、この主人公って! ダニエル・デイ=ルイスはもちろん、主人公の少年時代を演じた子役の見事さにも拍手を。9点(2003-06-06 12:41:13)
3. ヒア・マイ・ソング
まるで期待せずに何となく見て、それが大当たりだったときの喜び。映画ファンの至福とは、こういう時をいうんじゃないかな。そして、この映画こそそういった至福の作品ではないでしょうか。クライマックスのスラプスティックな大騒ぎも大好きだけど、伝説の歌手を探してアイルランドの田舎を主人公が右往左往するあたりの、不思議な詩情ときたらもう絶品! ピ-タ-・チェルソム監督、これ一発で生涯付いていこうと心にきめました。本当は10点満点でもいいんだけど、他のレビューでも連発してるんで、ここはグッとこらえて… 《追記》相当昔に書いたコメントだけど、我ながらなんで点数出し惜しみしているのかワカラン(笑)。もう随分と再見していないけれど、あまりの多幸感にナミダが出てきたほどだったあの時の心もちは、今も鮮明に憶えている。ネッド・ビーティ生涯のハマリ役と、デイヴィッド・マッカラムの晩年の雄姿と、タラ・フィッツジェラルド嬢のキュートさ(と、惜しげもなく披露してくれたオッパイの記憶)ともども、あらためて満点献上です![映画館(字幕)] 10点(2003-05-30 17:15:40)
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