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【製作国 : アイルランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ダブリン上等! 群像劇は苦手なので身構えていたのですが、意外とわかりやすく気楽に楽しめる作品でした。どうもパンチに欠ける中途半端な印象は否めないけど、アイルランドらしいのほほんとした犯罪映画でこういうのもありかなぁ?と。 それにしてもコリン・ファレル演じる人物、ひどいですよね。。6点(2005-03-03 22:07:47)《改行有》 2. イン・アメリカ 三つの小さな願いごと とてもいいじゃないですか!子どもを失った悲しみ、仕事が見つからずまともな生活ができない苦しみ(本人たちはそこまで気にしていなかったけど、個人的にはこっちのほうが大問題だと思う)のくらーい雰囲気の中で、2人の娘のなんと活き活きとしていること!個々のエピソードがとても印象的で、おとぎ話チックでとても素敵で、しかも監督の実体験に基づいているとのことで、いろいろな懐かしいもの、昔輝いていたものを集めてぎゅっと小さな箱に収めたような映画だと思いました。私的には息子の死というのは結構どうでもよくって(だって今生きていて生活していかなきゃいけない自分と家族がいるんだ からもっとしっかりせえ!って思う)、なにか大きなトラウマを家族みんなで乗り越えるちょっといいお話だと思っている。でも3つの願い事が素敵だったので、この設定はとても意味があると思います。ジム・シェリダン、今のところ裏切られていません。9点(2004-12-23 21:28:52)(良:1票) 《改行有》 3. ボクサー(1997) 見る前は、この監督・役者コンビへの期待半分、ボクシング映画なのにIRA?なんの関連があるんだ?なんか暗くて見るに耐えなそうな題材だなぁという思いが半分だったんですけど、見事にボクシングとIRA、そして恋愛までどれもが必然的なものとして絡み合っていました。全ての描き方に納得がいきました。アイルランドはイギリスに支配され差別の対象であったので、双方が混在する都市で反発がうまれるのは理解できるにしても、なぜ世界的に知られるテロ集団にまでなったのか、その当事者の心理や、悲劇を繰り返さざるを得ない状況が自然にわかりやすく描かれていたと思います。憎しみの感情をつのらせ逮捕された仲間のためにもあくまで戦おうとする人。やりすぎだと思っているが協力するしかない人。憎しみの感情を争いのない未来へつなげようとする人。復讐は復讐をうむん ですよね。いつの時代も必ず。しかも仲間を犠牲にして時には仲間さえ自らの手で殺してしまう。DDルイスの「人を殺したくはないが、この街は人を殺したい気分にさせる」といったセリフがズシリと重かった。仲間を家族を苦しめ殺した人を本気で愛さないと世界平和は実現しないんだろうな、という厳しい現実が心に浮かびました。その第一歩がそれぞれの想いをルールの中での戦いにぶつけることなんでしょう。興味のある人には面白いでしょうけど、暗い話で映画として映像的に楽しくないので、8点。8点(2004-12-23 21:17:23)《改行有》 4. マイ・レフトフット 演技は凄かったし(あの演技はずっと頭に残って離れません)雰囲気もいいし、ストーリーも悪くないと思うんですけど、そんなに入り込めませんでした。苦しい時代の地味な雰囲気の映画だから?そんな自分が残念。7点(2004-12-04 00:37:56)
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