みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アイルランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. プルートで朝食を 導入の「シュガー・ベイビー・ラブ」で完全につかまれました!好きなラストシーンならず、好きなイントロの映画5本の指に入るでしょう。2匹のコマドリ(?)もいいですね。細かく区切られた構成に徹したことも成功していたと思います。ニール・ジョーダン監督にはIRAものが多く悲しい話になりがちですが、人生にせまりつつもドライな感じで好きです。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-08 15:07:57)(良:1票) 2. アンジェラの灰 子供のころ、お金持ちの家にはソファとかシャンデリアとかがあって、貧乏な家には「洋」の入り込むスキマはあまりなかった。そのせいか「洋」=「金持ち」のイメージがすりこまれている。この映画で洋版の貧乏をとことん堪能できたので、昔のトラウマも消えそうです。貧乏でも、そうでなくても、とにかく生き残る、生き続けるのはタイヘンです。しかしロバート・カーライルってほんとにアル中とか貧乏とかしっくりきますね。6点(2005-01-25 20:52:02) 3. マイケル・コリンズ 「ブッチャー・ボーイ」を見て、すっかりニール・ジョーダンのファンになった。でもアイルランド史に興味があったわけではなく、複雑な長い歴史があるんだろうぐらいの認識しかなく本作を見ました。これをきっかけに興味を持った、というだけでも、意味がある映画なのではないでしょうか。それにしても、「内戦」というのはつらいものですね。同じ国の中で殺しあうことの痛みが伝わってきました。そして独立を率いた人物の、あまりの若さにびっくり。リーアム・ニーソン好きですがそんなに若くは見えませんでしたけど。日本人は自ら独立を勝ち取ったという経験をしていないので、悲惨だなあと思いながらも、母国に対する執着にすこしだけあこがれてしまう。 6点(2004-06-02 16:53:59)《改行有》 4. ブッチャー・ボーイ 《ネタバレ》 ひとが「狂って」いく過程をバーチャル体験できる貴重な映画。というと乱暴かもしれませんが、だれでも、こんなふうにちょっとずつ何かがずれていったり拡大していったりするだけなのかもしれないと思う。でも全体を通してフシギなほど暗さがなく、あとあじも悪くない。おすすめです。10点(2003-12-24 18:19:24)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS