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【製作国 : アイルランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミスター・ロンリー 完成度という意味ではガンモやジュリアンを凌駕してますね。一番好きです。映像と、伝わってくる痛み。でも最後にみえる希望は、ジュリアンのラストシーンのような優しさも感じられて素晴らしいと思います。とりあえず感動しました。それぞれのシーンのアイディアも素晴らしいし。最初に「ミスターロンリー」をバックにバイクで走るシーンでもうシビれました。冒頭が分岐点になるのかも。[DVD(字幕)] 9点(2010-09-12 11:09:49) 2. きっと ここが帰る場所 評価が難しい映画。ロードムービーの割には一つ一つのエピソードにあまり思い入れがなさそうだし、やけに色々画面が飛ぶので、どちらかというと「バベル」のような多場面が交差している印象がある。ストーリーもどのようにつながっているか正直追いきれない部分が多く(例えば忍び込んだときの通信簿の意味、ユタ州ハンツヴィルに行ったことと太った息子と二人暮らしの女性との関係(父親がハンツヴィルと言っていた)、そもそもなぜハンツヴィルに手がかりがあるとわかったのか、家出した男と主人公、女の子の関係など)、いわゆるアート系の映画なら「雰囲気で」でもいいのだけれど、ナチスの残党を敵討ちに追いかけるというストーリーはなかなかそうもいかない。分からなくていい部分と分からなければならないんじゃないかという部分が混合して、なんともいえない気分になる。そしてデヴィッド・バーンに絡んだネタなどふざけた部分もあり、不思議な作品になっている。[映画館(字幕)] 6点(2012-11-28 02:31:59) 3. 麦の穂をゆらす風 暴力は何も生み出さない。憎しみが連鎖するだけです。デミアンが「逃げようとしていた戦争からもう逃げ出せない」というようなことを言いましたが、それが全てを表しています。とても悲しい映画です。しかしきっとこの映画はわざと感情移入をしづらくし、客観的に描くことでこの無益さを伝えたかったのだと思います。 映画としてはそこまで観るべきところはありませんでした。リアリティはあるけど。[DVD(字幕)] 6点(2008-06-04 00:46:03)《改行有》 4. アリス(1988) よさがわからず。[試写会(字幕)] 5点(2011-09-24 21:28:43)
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