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プロフィール |
コメント数 |
2162 |
性別 |
男性 |
年齢 |
57歳 |
自己紹介 |
実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます
評価:8点以上は特別な映画で 全て10点付けてもいいくらい 映画を観て損をしたと思ったことはないので 酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです
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●今週のレビュー 「」
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1. 暗殺の森
ぞくぞくするカメラの動き、美しい構図、翌々年の『ラストタンゴ・イン・パリ』に引けをとらない巧みな照明にため息が出っぱなし。とくに光の使い方は、ただ美しいだけではなく実に刺激的。主人公の婚約者を演じるステファニア・サンドレッリがまたものすごくいい。全てのシーンにこだわりを感じる。こだわりが出過ぎるとあざとくなったりするもんだが、この作品はぎりぎりのところで耐えてる。ベルトルッチの最高傑作と言ってしまおう。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-12 14:21:33)(良:1票)
2. アンナ・マグダレーナ・バッハの日記
バッハの演奏とアンナのナレーションだけで構成された作品で、なんでも映画作家のための映画とも言われているとかいないとか。映画作家を目指したことも無ければ今後も無いだろう私にとっては、この映画の特徴は見ることができてもそこに魅力を感じるまでは到らなかった。楽曲が演奏される間、カメラは全く動かずに延々と演奏者を捉え続ける。長い1カットの後の短い1カットのハッとさせられる構図の妙技は確かに味わえる。しかしこの映画の本当の凄さはおそらくストローブとユイレの映画そのものの概念にこそあり、その概念を見事に作品に転化させていることにあると思う。映画にはりつく劇という無駄、演技や演出の中にある無駄、無駄という無駄を極限までそぎ落とした究極の映画。そんな究極の映画を楽しめるほど私はまだ熟していないようだ。時を置いてまた観る機会に恵まれたい。[映画館(字幕)] 6点(2006-06-15 11:49:04)
3. アメリカの友人
たしかに同じトム・リプリーでもアラン・ドロンとデニス・ホッパーじゃ全然別人ですね。でも「太陽がいっぱい」のリプリーも原作とはかなり違うようです。ニコラス・レイ、サミュエル・フラー、ダニエル・シュミットという巨匠と呼ばれる監督達を出演させたり、回転させると中の絵が動くおもちゃで子供が遊ぶという描写を入れたりと映画そのものへのオマージュを感じます。一応サスペンスになるのだろうか。どちらかというと男の友情物語っぽい感じがします。いや、友情でもないな。よくわからんけどなんかお互い惹かれ合う関係なんです。この”よくわからん”ところがなんとも消化不良感を持ってしまう。淡々と進むヴェンダース節は好きな人にはたまらないのかもしれないが、個人的には今作に関してはサスペンス度を上げて欲しい。移動する列車や自動車を追いかける映像、そしてなにげに映える空と雲がヴェンダースの映画を感じさせる。6点(2004-02-20 12:44:46)(良:1票)
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