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プロフィール |
コメント数 |
2162 |
性別 |
男性 |
年齢 |
57歳 |
自己紹介 |
実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます
評価:8点以上は特別な映画で 全て10点付けてもいいくらい 映画を観て損をしたと思ったことはないので 酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです
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●今週のレビュー 「」
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1. ストレンジャー・ザン・パラダイス
《ネタバレ》 『ダウン・バイ・ロー』にそれほど入ってゆけなかったのはコイツのせいかもしれない。それほどに衝撃的な映画だった。ジャームッシュ作品の中では『デッドマン』と共に大好きな映画。衝撃的といってもお話の展開に劇的なものは無い。登場人物たちの感情の高ぶりすら描かれない。にもかかわらずとてつもなくドラマチックに感じさせてしまうこの映画はやっぱり衝撃的。普通、黒を際立たせて美しさを出すモノクロ画面も、この作品は白を眩いばかりに際立たせているのも衝撃的。現状に漠然と希望を見出せない3人の男女がいくら場所を変えても何も変わらない。だけど特に印象的な言葉を交わすこともなく、ただいっしょにいるだけなのに、だんだんとお互いを思いやってゆく関係になってゆく様は感動的。ラストですれ違わすことで徹底的にドラマチックな現象を起こさせない。それでもそのすれ違いによって優しさが露呈される。そのとき、ささやかな日常に大いに感動する。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-10 16:22:57)
2. ストーカー(1979)
たしかに「信仰」がひとつのテーマとしてベースにあると思われます。現実から超越した世界に我々もストーカー(ゾーンへの案内人)によって作家と教授と共に導かれていきます。極端な長回しによる静寂と独特な色で被われた映像が緊張感を煽ります。じっと静止した何も起こらない画がなぜか何かが起こっているように感じられる。目に見えない超越した力を我々も感じているような錯覚に陥ります。ストーカーは奇跡の存在を信じる布教者と言えます。それは違法行為であり、また皮肉にもストーカーを愛する妻が作家や教授以上に現実的に生活をしています。そんな中で「奇跡」らしきものを我々に提示して映画は終わります。けしてゾーンがいったいなんだったのかや、超越した力をはっきりとした形として見せずに。何も起こらない、しかし何か起こっているのかもしれない、でもそれも錯覚かもしれない。そんなものを映像化したこの映画、一言で感想を言うなら「凄い!」です。8点(2005-02-09 15:02:10)
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