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プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  都会のアリス 《ネタバレ》 同じテーマでネタも似通っているのに、アメリカとドイツではずいぶんと違った表現になるところが面白いです。お国柄なのか、監督の個性なのか。たぶん両方です。コメディテイストのハリウッド版に対し、こちらは静かな余韻を大事にしている印象で、言葉を変えると薄味でした。表情が読みにくい二人にはあまり感情移入できなかったのですが、警察が母親の帰国を告げて、これでお別れと思った時に募った寂しさには我ながら驚きました。お気に入りのRPGが終わってしまう感慨に似ていました。二人の間には疑似的な親子の絆が出来ましたが、彼女には母親がいます。物語はまだ途上という印象が残りました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-16 13:20:11)(良:1票)

2.  東京画 《ネタバレ》 小津安二郎の「東京物語」に惚れこんだヴェンダースが1983年に東京を訪れた紀行映像という体裁。彼は小津の作品のなかに映画の「聖地」があると言う。それはおそらく、登場人物たちの本質を描き明かしたという賛辞だ。「東京物語」は1953年の製作だから、小津が描いた東京からはすでに30年の隔たりがある。高度成長を経て大きく変わった東京の見映えは「東京物語」ではない。花見・パチンコ・打ちっ放し・タモリ倶楽部・プロ野球中継・竹の子族、といった大衆文化の表層を意図的にモンタージュして、緩慢な堕落をイメージさせる。言葉には出さないが小津が探し当てた深い精神性の喪失を悼むかのようだった。中盤でヘルツォークに代弁させた内容が、この映画の本旨であり、ヴェンダースが東京を訪れた目的でもある。曰く「すでに地上には純粋で澄んだ透明な映像はない。それは考古学者のように発見する必要があり、そのためなら自分はどこへでも行く」。彼の言葉にある「映像」はそのまま「映画のテーマ」と置き換えて良いと思う。やはりというか、当たり前というか、映画監督もテーマ探しには躍起になり、苦労しているのですね。その本音がとても新鮮でした。ヴェンダースは映画作家として、小津が映した精神性に、たとえそれが残滓であろうとも、触れたくて東京にやって来た。街とそこに住む人から得るインスピレーションが映画の材料であり、小津のファンとしても同じものが見たかったのだと思う。でも、その願いは空振りに終わったようだ。日本人が持つとされる徳の文化や儒教的な世界観が失われたとは思わないけれど、しばらく滞在しただけの外国人には触れる機会は無いでしょう。個人的に一番面白かったのはヴェンダースのパチンコ評。あまりに納得したのでメモってしまった。「騒音の中、群集に紛れ、だからこそ孤独に落ちる玉を追う。催眠状態と奇妙な幸福感。得るものは少ない。ほんの一瞬、自分から抜け出し、忘れたいことごとを忘れる」。ははは、確かに。それと、ヘルツォークの登場には驚いた。怪作「フィツカラルド」を撮った直後だったことを考えると「どこへでも行く」という言葉は迫真でした。やっぱりかなり変な人だ。ちなみに、今作で使われていた「東京物語」の映像は尾道のシーンで、そこにはとびきり穏やかな時間が流れているが、東京の映像では無い。このあたりはドイツ人向けの演出なのだろう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-22 12:26:27)(良:1票)

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