|
プロフィール |
コメント数 |
49 |
性別 |
男性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
得点の付け方は他の人より甘いと思う。厳しい目で観るのもいいと思うが、プラスプラスで、いいなぁと思えるシーンを探しながら観る方が楽しいので、そういう風に観ている。 |
|
1. ベルリン・天使の詩
《ネタバレ》 ヴィム・ヴェンダースの作品はこれが初めてだった。一見脈絡のない人々の営みの中に見えるささやかな幸せ。「幻」ではない「歴史」の中に生きている事の素晴らしさ。ドイツ語、フランス語、英語、ユダヤ人やトルコ人、いっしょくたになったベルリン。そこで小さいけれど、確かに自分のもとにある幸福を手に入れた天使。「どんな天使も知り得ないものを知っている」という台詞が最高。9点(2003-12-23 11:29:52)
2. さよなら子供たち
すごく切ないです。学校では、多少のいじめ(?)こそあれ、様々な人種が分け隔てなく遊んでいるのですが、それを一度に壊してしまったのが、この戦争なんですね。淡々としているのですが、シャルロ(チャップリン)を観て楽しむシーンや、ゲシュタポが入ってきたときの緊張感、何ともいえずリアルでした。結末も、さることながら、ジャンが握手をして去っていくシーン、哀しかった。 それにしても、ジュリアン君、可愛かったなぁ。9点(2003-04-05 16:44:34)(良:1票)
3. U・ボート
見終わった後、正直「うわっ」と思いました。いろいろな意味で。艦内の不潔さ、孤独感と相まって、こんなの絶対嫌だ、と。戦争の恐ろしさを知るには一番の映画です。ドキュメンタリー顔負けのカメラワークもお見事。あまりにかっこよく、悲哀に満ちた音楽も素晴らしい。こういうの観ると、ヨーロッパ映画ってただの娯楽じゃないな、と感じます。10点(2003-04-04 16:56:11)
|