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プロフィール |
コメント数 |
227 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。 「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。 |
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1. わが青春のマリアンヌ
《ネタバレ》 あらすじ:
クラブのママみたいな年増の玄人で
そのうえショタコンのマリアンヌに狙われた
超マザコンで超能力者のヴィンセントが
母親似の彼女との情事に夢中になるあまり
リーゼの同志的無償の愛に気付く余裕がなくなり
同年代の女友達という
女性との新たな関係性の構築に失敗し
その超能力でウザいリーゼを殺し
たいして成長しないまま
行方不明になったマリアンヌを探す旅に出る[DVD(字幕)] 9点(2016-03-22 09:32:27)《改行有》
2. ファイナル・カット(2004)
テレビシリーズ『新・アウターリミッツ』の一編を思わせる小品。ざっくりと割り切った部分があるのは必ずしも悪いことではないが“人生全記録”というような技術が“葬式での想い出上映目的”それだけで社会に浸透するとは到底考えられない。かようにテクノロジーが社会構造に与える変化を描くというSFとしての重要な部分で大きく破綻している。しかし主に描かれるのは主人公の葛藤という至って純文学的なものなので、そこらへんはとりあえず眼をつむることに。そうしてみるとロビン・ウイリアムスの抑えた演技や移入を許さず先の読みづらい展開などもあって終盤まで楽しむことができた。オチは有り体で蛇足っぽいがTVアンソロジーの気分で見ていたので別段腹も立たない。それにしても本作とカブる部分の多い『ブレイン・ストーム』といい他人の追憶を覗くといったテーマの作品はどうしても極端に重苦しい雰囲気になってしまうようだ。案外コメディ向きの素材だと思うのですが。[DVD(吹替)] 5点(2007-02-12 15:53:39)
3. オーソン・ウェルズのフェイク
初公開時、渋谷パルコかどっかの上にあった劇場で観ました。手品が趣味の監督の人となりとタイトルから「これはだましにかかってくるんだろうな」と多少は用心していたのですがみごとにひっかかりました。最近見返してみてネタが割れていても充分楽しめることに驚きを感じました。単なる贋作にまつわるドキュメントでもなく、いわゆるミステリーというくくりにもあてはめられないけれど登場人物も作品のスタイルも内容も、また映画そのものの存在自体もとてもミステリアスというメタな作品。このように他に類例がなく、しかもちゃんと面白い作品を創造するというのは実はとてつもなく偉大なことであって作り手の頭とセンスの良さは尋常ではないと感じました。まるで手品のような作品なので、ミスディレクションに翻弄されることに快感をおぼえる私には最高のご馳走です。手品のタネを知ってくだらないと腹を立てるタイプの人にはまずお勧めできませんが。[映画館(字幕)] 10点(2004-09-26 19:35:29)
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