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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. バグダッド・カフェ 前に一度観たことがあったのだけど改めて観てみるとものすごいことに気づいた。”ピンクフラミング”がいたよ・・・。それも3羽もいたよ・・・。ってことはこのジャスミンは”ディバイン”へのオマージュだったのですな。ようやく読めましたでごわす。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-23 00:39:55) 2. コルチャック先生 コルチャック先生は理想を掲げて己の道を突き進む。しかし皮肉にも現実が彼に歩みよって来てくれない。この作品はその理想と現実を少しづつ離していくという構成でラストもこれまた強烈な皮肉で締められる。「一体彼は何がしたかったのだろうか?」と平和な時代に生まれた私にとっては理解できることはないかもしれない。逃げようと思えば逃げれたかもしれないのにあえて”私”を殺して子供達の為に理想へと走った先生はまさに”理想の人”だったのだろう。こういう風に称えるべき人間もいるのであれば昨今宗教家と偽り私欲の為に幼児虐待等をする人間もいるという皮肉な世界。子供には未来があり理想に満ち溢れた心が詰まっている。だからこそその子供達と一緒にいたコルチャック先生はどんなに現実が襲いかかろうとも理想を捨てきれなかったのだろうと思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-09 16:59:21) 3. クイーン・コング もうちょいエロ度が欲しかったぐらいかな。せめてねぇ女酋長さんぐらいねぇ・・・世の殿方なら分かってくれるはずだ。他に観るところがないっすもん。3点(2004-08-15 18:47:58) 4. ネバーエンディング・ストーリー 子供のときに観てなんとなくだけど「現代の若者は本を読まなくなって想像力と創造力が無くなった。だから若いうちにもっと本を読みましょう!」と本推奨委員会から言われているような気がした。これに共感して自分がもうちょっと本読んでれば文章における表現力がついてシネレビューでまともなレビューが書けたのに・・・と反省しないでもなくはない。7点(2004-06-19 23:13:43) 5. 戦争のはらわた 死線をくぐり抜けて来た者は常に自分の身を危険にさらし争いに身を投じなければ生きている心地がしないのだろうか。兵士に戦争の大義など必要無い。ただ前にいる”敵”を撃ち倒し続けることでしか己が道を切り開く手段が無い。それほど自分の心情を極限までに昇華して大量殺人者を生産する戦争とはあるべきものではないと思う。ここに描かれているものこそ真の”修羅の道”ではないだろうか。私はこのレビューの全ての行に”無い”もしくは”ない”をつけている。これほど戦争に対して”無”を唱えている作品は無いと思っているから10点(2004-06-04 20:43:47)
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