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1. 眼下の敵
《ネタバレ》 大好きです。私の思いとだぶる投稿をメモしてたんですが、あんまり多くなったのでやめにしました。
これはスポーツで、限られた条件下でしかありえない世界かもしれません。。
ユルゲンスにしろ、ミッチャムにしても、最も気にしているのは部下の士気です。特に好きなシーンは、ユルゲンスが魚雷室で恐怖に怯えた船員を「死も任務の一つだが、我々は死なない。・・・。私を信じるか?」
その後、ハイニにドイツ民謡(?)のレコードを大音量でかけさせるところです。
当然米駆逐艦が気づきますが、この瞬間にミッチャムは相手の評価をマックスに感じたのではないでしょうか。
互いに敬礼をした後、ドイツもアメリカもなく、船員達が危険を冒して彼らとハイニを助けにに向かいますが、この辺はたまりません。
ユルゲンスとミッチャムに、私は敬礼します。[DVD(字幕)] 10点(2006-05-02 23:13:55)《改行有》
2. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 マカロニウェスタンでは一番好きです。
何と言っても、あのオルゴールの音色が詩情性を高めています。あれが他作品よりも頭一つ抜けている理由です。
ただ、DVDを観て初めて誤解に気づきました。インディオは、モーティマーの妹へは単なる横恋慕をしただけだったんですね。TVだとカットになっててわからないんですよ。私は、てっきり自分の妻だったのを、若い者に寝取られてそれで二人を射殺したのだと思ってました。これだと、インディオの苦悩&オルゴールへの執着が生きてくるし、最後の決闘も盛り上がるのですが。
あと、ラストのエピソードもいいですね。「2万、2万2千・・・?」カチャ、バギューン!「どうした?」「いや、勘定が合わなかっただけだ。」そしてあのテーマ音楽の中死体を積んだ馬車が出発。最後の最後までサービスしてくれますね。[DVD(字幕)] 9点(2006-04-21 19:10:52)《改行有》
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