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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スワンの恋 《ネタバレ》 今の部分と想い出パートがわかりにくい映画ですが、結局一時の恋煩いで結婚してしまったスワンの後悔談ですか。主人公が何故これほどまでこの女性にメロメロになるのかもイマイチわかりにくいですが、劇中のセリフのように「自分の生活に誠実さと繊細さを与えてくれた」ってことですか。富豪も非日常に恋焦がれるんですね。脇役ドロンもダンディですが地に足がついていない貴族に見えました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-02 20:56:57) 2. ダウン・バイ・ロー 冒頭のオープニングクレジット前の映像と音楽、いつもと違う違和感にちょっとそそられますが、その後に続くタイトルでジャームッシュの名前を目にして、味気なかったパーマネントやイマイチのストレンジャーを思い出して嫌な気分になります。が、意外にもカッコつけたコメディの期待外れの面白さに思わず二度見してしまいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-18 20:22:04) 3. シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 「恋で死ぬのは映画の中だけ」「疲れで死ぬことはない」等々、落ち込んでいる娘に投げかける母親の言葉が面白い。自声でないミュージカルに物足りなさを感じますが、初めから終わりまでずっと歌というのも趣があってなかなかいいです。どこにでもありそうな打算的悲恋物語ですが、随分音楽に救われているような気がします。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-03 15:33:01) 4. ガンマン大連合 とぼけた映画も嫌いじゃないですが、マカロニウエスタン黄金期を倣って無理にそれっぽく味付けしているように感じられます。確かに中味もマカロニみたいに空虚ですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-11 22:55:05) 5. 眼下の敵 《ネタバレ》 まるで相手の動きを予測しながら行う対戦ゲームのような爆雷と魚雷の攻防、英語を話すドイツ軍としょぼい特撮に目を瞑れば、張りつめた心理戦と実写シーンの迫力に引き込まれます。絵にかいたような敬愛精神のラストですが、戦争に騎士道が通用するのはこの頃までですか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-17 22:16:30) 6. パリ、テキサス 冒頭からのミステリアスな展開にワクワクしてくるが、開き直ったように人間のエゴと弱さを押し出してくる自己満足の物語りは何とも現実逃避的である。そんな無理矢理作り出したような孤独感漂う主人公のキャラクターも、右脳に響く音楽とマジックミラー越しの告白や8歳の息子の健気な仕草の演出で味わい深くなってくるから不思議。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-15 21:05:38) 7. U・ボート 潜航や浮上に合わせて艦首や艦尾に乗組員が一斉に移動するのは知りませんでした。狭く暗く息苦しい映画ですが、潜水艦内の映像や長期間の船内任務で汚れ疲れ果てた乗員の姿もリアルで、プロフェッショナルな艦長や乗組員と生死を共にしたような一体感を味わうことができました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-21 23:55:13) 8. カサンドラ・クロス ヨーロッパが舞台なのにアメリカが好き勝手にやってるのも何か変。列車を隔離するより鉄橋から落下させてしまった方が感染を防げると考えているのもおかしな話。度々出てくる辻褄の合わない鉄道の映像や橋のクライマックスシーンの安っぽさは我慢するとして、豪華キャストと意外な展開だっただけにあまりにも雑なシナリオが残念。[地上波(吹替)] 5点(2015-11-06 23:51:39) 9. 戦争のはらわた 《ネタバレ》 第二次世界大戦の独ソ戦、東西冷戦時代だからなのかソ連よりも敵国だったドイツ軍視点の映画が珍しい(原作はドイツ人だが)。上官の命令に従ったとはいえ味方を裏切る副官を主人公は射殺するが、鉄十字勲章のために自らは手を染めない自己中の上官は殺さずに屈辱を与える。確信的な殺人者に対して「それは違うだろ」という思いと同時にフラストレーションも溜まる。エンドテロップの「諸君、あの男の敗北を喜ぶな。世界は立ち上がり奴を阻止した。だが奴を生んだメス犬がまた発情している」の詩はヒトラーのことを示唆しているのだろうが、ほったらかしておけば喉元過ぎると歴史は繰り返されてしまうものだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-11 17:02:11) 10. バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 よくある期待外れ作品とは逆で、出だしこそ「なにこれ?」ですが話が進むつれて引き込まれていきます。現実感はないですが分かりやすいです。カフェの無気力で殺伐としていた雰囲気がそれぞれ居場所を得ていい感じになってきます。存在感溢れ過ぎるヤスミンのナイスバディとテーマ曲がとても印象的で、ラストの「結婚しないか」→「ブレンダに相談してみる」の後も気になる映画です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-30 23:00:53)《改行有》 11. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981) 原作は読んでいませんが、4度も映画化されていてブロードウェイでも上演されたとか。この4回目のリメイク作品はそれなりに面白い映画でしたが、何がそれほど受けたのかよく分かりません。[試写会(字幕)] 6点(2014-09-07 20:14:22) 12. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 渋くてダンディな映画でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-30 15:19:54) 13. 夕陽のガンマン イタリア人の感性は日本人のそれに通ずるものがあるのでしょうか、男の美意識がビシビシ伝わってきました。音楽もマッチしています。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-29 21:52:13) 14. ストレンジャー・ザン・パラダイス パーマネント・バケーションを見てガッカリしたので期待しないで見ましたが、ストーリーはそれなりに面白い映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-23 18:52:14) 15. バロン 実在の人物を主人公とする奇想天外な冒険物語の民話をベースにした作品だそうですが、型破りな内容の割には共感できるところも少なく、あまり印象に残らない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-17 13:16:37)
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