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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  オデッサ・ファイル 《ネタバレ》 ずいぶん昔にTVで観、今回再観。スリリングであるが結構ご都合主義的で、主人公が間抜けで窮地に陥っても都合よく切り抜けて目的を果たす。70年代独の風景が色々見られ、電気フェアにいかにも日本企業な着物娘等も見ることができ、それらが今となっては興味深い。「ジャッカルの日」より大分緩いが楽しむことはできた。[DVD(字幕)] 5点(2020-05-24 15:39:36)

2.  U・ボート 《ネタバレ》 潜水艦映画の最高峰だと思います。 実際の元乗組員達からは海中で攻撃されても俺たちはこんなにパニックになったり騒がなかった、という声も上がったと聴いてますが、まあその辺りは映画ですし。オリジナルの長いTV版も観ましたが、そちらの方が本当の潜水艦生活の退屈さや苦しさは伝わってくるかと思いますが、映画としてはこれくらいの尺が妥当でしょう。 公開後現在に至るまで様々な国内TV番組のBGMとして多用される音楽もお見事。ラストの救いの無さはアメリカンニューシネマの香りも。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-02-02 19:11:47)《改行有》

3.  戦争のはらわた 《ネタバレ》 中学時代に初めて観ていたく感動した映画。アクションや小物他、戦争映画としての出来が良いため、傑作戦争映画で片付けられてしまいがちだが、本作は個人と組織・共同体の相克というテーマを描いた秀作だと思う。 映画制作の現場で様々な辛酸を嘗めさせられてきたペキンパー自身の感情が込められていて、自らと敵対しても自分の考えを持つストランスキーへの態度と、彼に盲従するトリービッヒへの態度の違い、自らに同情的であっても「管理しようとするもの」ブラント大佐への嫌悪感等に出ていると思う。 女性の描き方が軽く、刺身のツマのようなセンタバーガーの扱い、それをあっさりほっぽり出して戦場へ戻るスタイナー等、昨今の「愛と感動の戦争映画」とは対局的。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-08-04 10:05:41)《改行有》

4.  ブリキの太鼓 第二次大戦下のいろんな民族が混在している東欧地域で、フリークスの目から観たドイツ、ソ連とポーランドの間で翻弄される人々を描いた異色作。地域の特性や歴史的背景を知らないとわかりにくい描写も多く、鰻やらグロい場面もあるので万人向けではないでしょうが、映像的に観るべき場面は多いと思う。 映像から独特の東欧の空気感みたいなものが感じられ、どよんと曇りがちの空模様、ラスト近くの平原の景色、シワの刻まれたばあさんの表情の余韻も良い。[DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 13:46:27)《改行有》

5.  バグダッド・カフェ 映像的に良い場面はあるものの、ストーリーはおばちゃんの自分探し?みたいな感じでなんとも感じるものがない。 この手のホンワカ癒し系映画の走りだったのかな、当時としては結構話題になってた記憶がありますが。コーリング・ユーはいいです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-13 11:04:33)《改行有》

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