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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. ジェリー
参った。これって確か実話が基になっているんですよね?いや~本当に参った。雄大で素晴らしい景観の中、男二人がザックッ、ザックッ、ザックッ、ザックッ。横顔アップでザックッ、ザックッ、ザックッ。私にはとても理解フノウ、フノウ、フノウ、フノウ。103分が電話口で5秒間無口になられるように長~く長~く感じてしまいました。こういうタイプの映画でこんなにジェリった作品を観たのは久しぶりです。とはいえ全く惹き付けられなかったというと嘘になってしまいますので4点献上します。なんと4点で平均点(投稿時ジャスト3点)アップに貢献!ジェリったかな?いやジェリってない。いかん、ジェリった。ジェリったにはまってしまった。[DVD(字幕)] 4点(2006-04-17 17:37:41)
2. ウィスキー
《ネタバレ》 真面目なハコボとマルタは定時にシャッターを開き電気をつけ、お茶をいれる決まりきった生活を送っている。その機械的に物事をこなす様子から、かなり長い間同じ事を繰り返していることが窺えます。そこへ起こる弟の訪問という外部からの刺激。積極的におめかしするマルタのリアクションは女心をしっかり捕らえたもので、少なからず何か変化が起こるのではという期待が感じられます。それに対して相変わらず無関心なハコボの様子が、部屋の説明をしながら電気をパチパチすることで示され、いつもの通りの事務的な出来事の一つと同じだと分かり男のダメさ加減を身につまされる思いになります。そして陽気な弟と過ごした後、マルタは定時にやって来ない。マルタ自身に変化が訪れたことと、ハコボには何の変化も訪れなかったことを暗示しています。同じ種族に見えていた二人は実は全く違っていて、二人がそろって笑えるのは〝ウィスキー〟という掛け声の時だけという淋しさ。少ない台詞ながら一定の行動様式で男女の心の機微を鋭く描出し、ついつい見守りたくなってしまう作りが巧いです。二人が〝ウィスキー〟なしで笑える日が来ると良いなぁと思ってしまいますね。
ところでウルグアイ(もしかして南米辺りではどこでも?)では写真撮る時に〝ウィスキー〟って言うんですね。なんか〝チーズ〟より良いなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-26 11:38:36)(良:2票) 《改行有》
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