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プロフィール |
コメント数 |
573 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。
タケノコと申します。
みなさまのレビューをとても楽しみにしています。 ( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )
よろしくお願いいたします。 |
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1. 家へ帰ろう
《ネタバレ》 ホロコーストの映画だけど、凄惨な描写を生々しく見せることなく、そこは老人アブラハムの語りによって我々に想像させる、という手法を取っています。 その老人が懐古するかつての家族たちは、楽しそうに歌って踊って、誰もが幸せそうだった。そして、まどろみの中で夢見た遠い記憶、幼き日の妹が語る「お星さま」のエピソードは愛らしくて、幻想的だった。しかし、この家族たちがあんなにも悲惨な運命を迎えるとは、戦争とはなんと悲しいことだ・・。 兄と妹、ユダヤ系の老人とドイツ人女性、そしてアブラハムとその親友。それぞれの愛情、和解、友情の証であるだろう、心に残る抱擁が印象的な映画でもありました。 最後の再会は涙を禁じ得ないが、そのすぐ横では何も知らない子供たちが平和そうに遊んでいる光景には、70年という時の流れをまざまざと感じた。ここにきて、「ドイツでは、戦争 (ホロコースト) を知らない年代もその責任を背負って生きている」という彼女の言葉を思い出す。 悲惨な歴史、その心の痛み、時間による風化と癒し、そして時が経っても変わらないもの、伝えていくべきこと。 その片鱗をたった少しでも感じとることができたこと、それだけでもこの映画を観てよかったと思う。[DVD(字幕)] 8点(2021-03-20 22:27:50)(良:1票)
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