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プロフィール |
コメント数 |
914 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://ameblo.jp/cluttered-talk/ |
自己紹介 |
After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to. |
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1. 渇き(2009)
《ネタバレ》 万人におすすめはしないが、力作。
いささか長すぎるけれども…。
ソン・ガンホはコミカルな役どころで本領を発揮すると思うが、今回はダークな役柄を体当たりで演じた。文字通り体当たりの、尻解禁。
ソン・ガンホ演じる神父が「祈りが無力になった」と感じて、つまり信仰の危機に陥るがそれでも自殺は罪であるから自殺をすることができず、自殺願望を抱いて治験に参加、死ぬことができずに吸血鬼として生きながら死んでいるという「罰」を負わされる、というような話である。
これを神父が「罰」と受け取ったということはいえると思う。
「人を助けたい」と願っていたのに、他人から奪わないと存在できないものにされてしまったという、そのことは信仰が揺らいでいても消えてはいなかった彼にとっては「罰」である。
親に捨てられた男女が、崩壊した秩序の中で、他人から奪わなければ己が存在できないとしたときに、死を選ぶということは果たして「殉教」なのか「自殺」なのか。
そのことで、この先犠牲になるであろう他者を助けたとしても。
神父は最後に「地獄で会おう」と言っているから、これを「殉教」とは思っていないか、またはこれまでの悪行を指して地獄に落ちると言っているのか。
けれども確かなことは、「地獄」があると思っているということは、「神」が死んでいなかったということであり、彼は「与えられた罰」を認識していたということに、なるのだな。
そして、「罰」に対する彼なりの答えがラストで示されて、果たして「神」はそれにどう応えたのか。それは映画が終わったその先にある。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-13 23:28:35)《改行有》
2. 火山高
《ネタバレ》 確かに「緑」な画面であった。しかしそれはどちらかというと「苔」方向の緑なのであった。
内容は18歳以下向けなんじゃないかなと思った。あの竹刀持った女の子は宝塚でもイケると思う。なんだかこれ以上言うこともない。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 23:52:10)《改行有》
3. カル
《ネタバレ》 韓国の男性はハードボイルドで渋くてイケている(人もいる)ということがわかったこと、女の子の住んでる部屋が、広くて天井も高くてとても日本人のOLには住めそうにない部屋だったので、「日本は追い越される」という天からの声(危ない)が聞こえたことが収穫でした。謎解きを要求されるのは好きじゃないよ。映画としての役割を投げてないか?村上春樹の(嫌い)小説じゃないんだからー。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-23 19:56:08)
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