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プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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【製作国 : 韓国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 観るまでは何が親切なのか分からなかったんですが、本当にどこまでも親切なクムジャさんでした(犯人の先生を学校で、しかも被害者家族に復讐させてあげるなんて親切すぎです、血が被らないようにビニールまで用意してるし)。でも皆さん仰るように3年越しで獄中の仲間を殺す計画性はあっても、復讐の13年計画はかなりいきあたりばったりな感じがしました。ペク先生の仲間の2人を至近距離で殺した後片付けはどうなったんだろう?あと獄中仲間のエピソードがテンポ悪く、そこを少しサクっと見せ、その分ペク先生の人物描写に使ってほしかったです。その方が観客も最後の復讐に思い入れが強くなったと思います。しかし犯罪被害者が徹底的に復讐する様をここまで描写した映画ってそんなに無いんではないでしょうか。「目には目を」を実行しても、心の隙間は決して満ちる事が無いんだなと思いました。「オールドボーイ」のようにシナリオに深みは無いものの、同情するに値するクムジャさんの心情は汲み取れたし、中々興味深い映画でした。「オールドボーイ」程直接的な残酷描写も少なく、主役のイ・ヨンエしぃの魅力溢れる演技(チャングムとは大違い!)、特に復讐後の泣き笑いは鳥肌モノでした。35歳でこんなに若さ溢れるクムジャさんになら、親切にされたいです、殺し系じゃなく普通に。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-19 12:13:31)

2.  四月の雪 《ネタバレ》 <完全版を観てレビュー更新■プラス1点で7点■WOWOWで完全版を観たら、ヨン様の方の生き延びた奥さんとはきちんと別れた事が描かれていました。これを省かれたオリジナルだけ観ると、まだ不倫の続きをしている感じがするのですが、そういう意味では「完全版」を観た方がハッピーエンド色は強まると思います>   どこまでも静寂でセリフが少ない。主演の2人が直接語りかける手法ではなく、巧みな表情の変化で語り続けこれがまた絶妙。映像美にも圧倒されます! 韓国では不倫というテーマで年齢制限となったとの内容でしたが、そこには必要以上にいやらしさを感じるような嫌悪感は無く、自分に置き換えればそうなってもおかしくないのではないかという自然な展開で進みます。この時のソン・イェジンは23歳でしたが、大器の片鱗をこれでもかと魅せてくれました。笑った時の何度も言えないステキな表情と同じくらい、思い悩み、悲しむ姿も女優さんとしての演技力の幅の広さを感じさせてくれました。 ヨン様も言わずもがな凄いです。始め重体の姿で横になっている意識不明の妻に「死んでしまえばよかった」と語りかける辺りに悔しさの心中が詰まっているなあと感心。裏切った妻たちが起こした交通事故の慰問に行った後に見せた悲しみの表情。そんな中から当然のように安らぎを求めた先にソヨンに注いだ愛。1つ1つのシチュエーションに重みのある凄みの演技でした。「静かだけど熱い演技」という感じでそれは最後までずっと続きます。「冬のソナタ」のような笑顔は少ないですが、悲しみと愛する妻の裏切りに葛藤する演技も本当に魅力的! 私の好きなシーンは、ソウルのマンションで2人で会っていた時、インスの義父(妻の父)がいきなり来ちゃって。バスルームにソヨンを隠れさせるんですが、後にソヨンが「大丈夫ですから」って言った時のあのソン・イェジンの顔!可愛すぎです(笑)あと海で携帯カメラで2人で写真を撮った時の表情とか。徐々に閉ざしていた心を開いていく過程に惹かれましたね。 エンディングテーマも切なくていい曲です!インストが劇中にも流れるんですが、切ない映画内容には切ない音楽が必須ですし!派手な映画ではありませんが、微笑みの貴公子と呼ばれる俳優の実力と新進気鋭の女優の内面の演技が垣間見れる映画です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-12 11:53:09)《改行有》

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