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プロフィール |
コメント数 |
914 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://ameblo.jp/cluttered-talk/ |
自己紹介 |
After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to. |
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1. 親切なクムジャさん
《ネタバレ》 これはこれは。なるほどそういう方向へ行くのかあ。
もっと絞って短くしたほうがよかったな。たとえばクムジャさんのアップは、ひとつの映画の中で1回まででしょう。繰り返すほどどんどん驚きがなくなる。あと無駄に長いシーンがけっこうある。最初のほうはかなりテンポよかったけど、小学校に集まって以降は、もっとカットしてテンポよく。惜しい。
ペク先生のチェ・ミンシクさんは、体を張っていてすごい。大ケガ必至のシーンによく耐えたものだ。役者魂。女優の演技開眼とかおおげさなの嫌いなのでクムジャさんの演技がどうとかあんまり興味なし。
ところでこの作品は、日本でもアメリカでも作ることはできなかったでしょう。復讐場面のことをいっているのではなくて、さらった子供の虐待テープを見せるところね。あれは韓国以外の国では決して撮られない場面と思う。
ミンシクさんが「善と悪が対決し、是と非が衝突する」ことが葛藤を生み、映画を面白くすると、インタビューで言っていましたが、これ、日本人が全然持っていない考え方で、どっちかていうと、キリスト教をはじめとする一神教の考え方ですね。見た目は似ているけれど、韓国の人は、中身は全く別物です。(日本人なら「鬼の目にも涙」に流れていくところ)「悪者が悪いほど葛藤が深まってよい作品になる」そうですから、なかなか普通の日本人からは出てこない発想です。
さて、近頃日本でも子供がさらわれてひどい目にあうことが多いのですが、「クムジャさん」鑑賞後の日本の皆さんは、こういうものを見せられて、何を思ったでしょうか。
先日最高裁で差し戻しとなった母子殺害事件のご主人ですら、ひとまずは「法による復讐」を求めておられます。彼の望みがかなわなかった後の事は予想がつきませんが。
理不尽なひどい目にあった場合、人はどのように行動すればいいのでしょう。これまでの日本人の常識からいうと、「時の流れに身をまかせて、亡くなった家族を悲しませないように前向きに生きる」が正解でありました。でも、こんなにひどい犯罪が起こるようになっても、それは変わらないものでしょうか。いつか日本にも「何か」が起こるかもしれないな、なんて少しは思ったりします。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-02 00:10:35)《改行有》
2. 少女たちの遺言
《ネタバレ》 やっと見つかった。常に題名を忘れるので難儀なことだ。これはなかなか忘れられない韓国映画でしたね。女の子どうしの擬似恋愛がすーぐ「自殺」になっちゃうところが。「あまりにも好きなことをわかって欲しくて死んでみる」って、韓国の女の子ってそんなに激しいの?激しいといったら、先生は女の子をビンタして流血だし、いじめられっ子はすごいことされてるし、日本の女の子どうしみたいな「予定調和」の世界じゃないんだわ。みんな「キツい」よね。主役の女の子がすごくかっこよくて魅力的です。これなら好きになるかもね。それと、「日記」みたいなやつに、ものすごーく熱心なんだわ。昔の日本の交換日記レベルのしょぼいやつとは全然別物で、切り抜きだの写真だの、細かい字でいっぱい書いちゃって、すごいのよ。凝ってるのよ。これって韓国の女子高生の伝統なのか?自殺した女の子がちょいと老けていて、高校生というには無理があるような気もしたが、主役の子に対する危ない愛情はよく描かれていたと思う。「火山高」のりりしい女の子(剣道部主将)といい、韓国ではこのテの宝塚系の女の子はお家芸的伝統なのでしょうか。私はジウ姫みたいなおんなおんなした韓国女性より断然こっちの系統のほうが好きだ。ともかく一見の価値はあり。「カル」みたいなよくわかんないやつよりよっぽど面白いよ。「オールドボーイ」みたく下品じゃないし。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-29 19:59:27)
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