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プロフィール |
コメント数 |
2526 |
性別 |
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ホームページ |
http://coco.to/author/aniyan_otakoji |
自己紹介 |
レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。 映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。 これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。. |
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1. 7級公務員
《ネタバレ》 ご贔屓キム・ハヌル姐さん主演ってコトで。お互いが国家のエージェントだという事を隠してすれ違ってゆくドタバタラブコメディな前半は大変楽しませて頂きました。花嫁姿で水上バイクを飛ばす冒頭から魅せてくれるハヌル姐さんは、やっぱりコメディやってこそだわぁ、って感じ。だけど、後半になってアクションとサスペンスが主体の物語に変化するとグダグダになってしまって。設定や描き方があまりにヌルいために、シリアスにもコメディにもなりきれずに緊張感のない映像がダラダラと流れてゆく状態になって。その上、何故か男側をデスクワーク出身で、現場ではちっともマトモな仕事がこなせませんという設定にしたために、ギャップの面白さやキレの良さを見せられず、上司との確執から生まれる人情ドラマにハンパに重きを置いているので映画全体がボヤけてしまった感があります。こういうのは『Mr&Mrs.スミス』みたいにお互いがデキてこその面白さなんじゃないかなぁ。さもなければ片方はシロートさんな『ナイト&デイ』や『キス&キル』みたいなパターンか。シンプルな対立構造の面白さだけでなく、そこに更に欲張って色々と盛り込んでしまう事でカサは増したけれど内容は薄まったという印象。コメディって単純であればあるほど楽しめるものなのかもしれませんね。[映画館(字幕)] 5点(2011-07-21 22:03:41)
2. 南極日誌
《ネタバレ》 ハズレでした。んー、ロケーションの風景が素晴らしくて、だけどそれゆえに後半になると怒涛のように現われる「合成です」ってハッキリしてしまう画面に冷めます。登場人物全員がキャラ的に面白くもなんともなくて、ずっとむすっとしていて全編陰鬱。ひとりひとり消えてゆく事になっても、思い入れが全然ないので恐怖感が湧いてきません。ホラーなんだかサイコサスペンスなんだか半端な状態でずっと物語が続くし、捜索隊は一度ヘリが出てくるだけで、あと何やってたんだか判らないし。ソン・ガンホはキューブリック版「シャイニング」のジャック・ニコルソンの如く、最初からおかしいんじゃないの?って感じにしか見えませんでしたし。太陽がずっと空にあって、風景がずっと白くて、その中で狂気に駆られてゆくっていうのが主題ならば、なんだか思わせぶりなイメージショットが多すぎですね。結構贅沢な環境で作られた映画だとは思うんですけど、私としてはこんな退屈な映画にしちゃって勿体ないなぁ、としか思えませんでした。[DVD(字幕)] 3点(2006-11-05 01:17:13)
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