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プロフィール |
コメント数 |
848 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。
ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!
レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪ |
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1. 八月のクリスマス(1998)
《ネタバレ》 必要以上の説明が無い演出、感情を押し付けず淡々と進む恋愛模様が実にリアルだった。男は死期が近づいているのであまり自分の感情を出さず、女は婦人警官という職も関係してか、自分の好意を積極的に伝える。でも2人は互いに惹かれ合いながらも恋人の関係にはならない。そこら辺の、特に男側側の心理描写が絶妙だったと思う。シム・ウナ演じる勝気な性格の女性、ハン・ソッキュ演じるいつも笑顔の爽やかな男性。ベストカップルである事は間違いないのに、男が迷惑をかけまいと死期が近いことすら伝えずに自然と離れる。手紙の返事も出さないままであるのが見ていて切なくなる。異動になった彼女の働きぶりを、喫茶店の窓ごしに見つめるシーンは本当に切なく美しい。夏に出会い、秋に突然音信不通になったかと思えば、雪の降り積もる冬のある日、久しぶりに女が写真館前に訪れると、彼が撮影した女の写真が飾られていて、それを見て笑顔になり立ち去るラスト。説明が少なく物足りなく感じそうな部分を、観ている側がその後を想像して楽しめる作品なんてそう無いと思う。そこも含めシナリオを凝りがちな昨今のラブストーリーの中でも格段にリアルで素晴らしいと思った。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-09 13:51:43)(良:1票)
2. 春の日は過ぎゆく
《ネタバレ》 主演2人の演技力、ヒロインであるイ・ヨンエの美しさ、映像の美しさは本当に申し分ありません。ただ、ホ・ジノという監督は小津的な見せ方をする人ですが「八月のクリスマス」と違って、映像で語るというより、物語上、不親切な感じが否めませんでした。それに尺が長く間延びし過ぎです。あと20分は縮められたのではないでしょうか。シナリオにしても、バツイチであるヒロインが、何故男に対して一方的に別れを告げたのか?仕事に生きる女性としてやはり恋愛が面倒だったのか、優しいだけの男に物足りなさを感じたのか、新鮮味が無くなって嫌気が差したのか、バツイチゆえまた傷つくのが怖かったのか、そこらへんもよく分からなかったです。それとイ・ヨンエさんの瑞々しい存在感とヒロインの性格がマッチしていない感じで、ちょうど当日イ・ヨンエさんを拝見してきた(2006.7.12正官庄謝恩祭)私にとって、このギャップに少しガッカリしました。あと私はどうしても男なので、一方的に距離を置こうと言われた時の彼のとった行動は少し理解できます。ああいう振り方はストーカー発生の温床になると思います。彼の亡くなったお爺さんは生前浮気をしていて愛人がいた事、痴呆になってもまだ若き旦那の帰りを待つお婆ちゃんが傍にいる環境では、余計に浮気、そして直ぐに他の男に乗り換える彼女が許せなかったのかもしれません。日常的ではあるし、俳優さんも上手くて豪華なのに、シナリオが薄味且つ説明不足で物足りなかったです。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 11:06:02)
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