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プロフィール
コメント数 110
性別 女性
ホームページ http://yhlee.org/movies/
年齢 61歳
自己紹介 韓国映画多めです。

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【製作国 : 韓国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  とかげの可愛い嘘 《ネタバレ》 自分の靴紐で彼女の足をイスにしばりつけちゃうシーンが、印象的。チョ・スンウもカン・ヘジョンもよかったんだけどね。宇宙人宇宙人とやたらに出てくるから、イヤな予感はしていたのだが、やっぱりそこに落とすか。いつも悪役のイ・ジェヨンがいい味出してました。チョン・ジニョンもちょこっと出演。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-24 23:40:53)

22.  私の頭の中の消しゴム 《ネタバレ》 「泣けるメロドラマ」としては、そこそこのでき。なにより、主役のふたりが実に美しい。チョン・ウソンという人は、とても繊細な顔立ちなのだが、妙にマッチョな役が多いな。ソン・イェジンのファンにとっては、この映画は必見だろう。様々な表情を見せ、かなりがんばったなぁ、という印象。 しかしながら、その「美しい」という部分で、リアリティはかなり犠牲にされている。主人公は意識が混濁してきても、ヘアスタイルや服装になんの乱れもないし、自分自身をコントロールできない病人を付き添いもなしに、ひとりで家に取り残してみたり、と、そりゃないだろ、というシーンも多い。 記憶が失われ、痴呆がすすむと、顔立ちだって変わってしまうし、元がいくら美人であろうと、そのままではいられない。真実の愛情を描くのなら、童女のようになってしまった妻ではなく、髪を振り乱し、別人のような形相になってしまった妻を、大切に面倒を見る、っていうのじゃないと、弱いよね。夫は、気高い決意をのべるが、実際には介護の苦労はしないままだし。もっとも、そこまでできる女優は、そんなにたくさんいないだろうし、気持ちよく泣けるどころじゃなくなって、別の映画になってしまうが。 冒頭、浮浪者役でオ・グァンノクが出てくるので、なにかやってくれるかと思ったら、ほんとにチョイ役だった。なんかもったいない。[映画館(字幕)] 6点(2007-07-24 17:22:19)《改行有》

23.  情事 an affair(1998) イ・ミスク演じる主人公が、鏡に向かって「ミッチョッソ…」とつぶやくシーンがある。字幕は「どうかしてる」と出ていた。直訳すると「狂ってる」ということなのだが、この言葉は、精神的にちょっと普通じゃない状態を表すものとして、日常的によく使われる。 恋というのは狂うものだし、いかにふたりの男女が狂っていくかを見せるストーリーだから、これでもかとセックスシーンがあるのはいいのだが、小学生の息子のバスケットの試合を応援しに来ていて、その場に不倫相手の男を呼び寄せ、だれもいない理科室でことに及ぶ、というところまでいっては、見ているほうが「ミッチョッソ?」とつぶやくしかない。 デキてしまうまでは、男もよくしゃべるし、なかなかかわいいところもあるなぁ、と思えるのだが、いったん体の関係ができると、抱き合うばかりでセリフはぐっと減り、たいくつになってくる。気持ちを確かめ合うまでのたゆたいが恋愛の醍醐味だとしたら、それはこの映画だけの咎ではないが。 主人公の衣装は紺かグレーで、ごくかっちりしたデザイン。地味な化粧に落ち着いた話し方。これでもセックスアピールを感じさせ、若いイ・ジョンジェが夢中になるという設定に無理がないのだから、イ・ミスクの演技と美貌はすばらしい。イ・ジョンジェは、年上の女をまっすぐに見つめるまなざし、引き締まった体はいいのだが、どうも中身が空虚に見える。というか、ふたりとも中身など空っぽなほうが、役柄にあっているのかも。 主人公の夫は建築家という設定で、住んでいる家はモノトーンに統一され、まるで生活感がない。都会と湖の対比など、風景の内面への誘導の仕方がきれい。また、ドアにあいた穴や、水槽にまつわるシーンなど、伏線がいくつも気持ちよく回収されていって、きちんとまとまった脚本ではある。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-24 17:04:57)《改行有》

24.  真実ゲーム 「眼力(がんりき)」じゃなくて「目力(めぢから)」などというアヤシイ日本語が似合うハ・ジウォン。 5年前の作品で、これが映画デビュー作ということだが、アン・ソンギ大先生と立派にタメを張ってます。いやー、えらいもんだ。 ところで、チョ検事(アン・ソンギ)の娘はいったいどうなっちゃったんだろうか。仕事一筋で、高校生の娘の気持ちなんてさっぱり理解しようとしない、ありがちな父親、という家庭内の立場。捜査のために、娘の PC を使って、娘になりすましてチャットをしたりして、それを知った妻(ヤン・ハン尚宮・ミギョン)に、「あなたは変態よ!」とまでいわれているのだが、なぜかそれは字幕では割愛されてしまっている。そして、重要な事件からははずされ、容疑者の小娘には翻弄され、という職場での立場があまりリンクせず、オヂサンはつらいよね、というだけで終わってしまったので、なんだか食い足りない。 ロックシンガーといえばクスリ、マネージャーはファンの女子高生たちを食い放題、当の女の子たちは酒は飲むタバコは吸う気に入らない同級生はリンチにかける、という具合で、アイドルとその追っかけへの悪意まるだしの演出も、ずいぶん古臭い。 『バリでの出来事』で、ハ・ジウォンの親友ミヒ役をやったシニが、チョイ役で出てます。[DVD(字幕)] 5点(2007-11-26 20:14:41)(良:1票) 《改行有》

25.  TUBE/チューブ サスペンスの盛り上げ方はけっこうよかったんだけどなー。なにせ登場人物もストーリーも詰め込みすぎで、説明不足、消化不良。 パク・サンミンの無表情な悪役ぶりは最初はよかったんだけど、なんで追っかけてくる刑事をさっさと拳銃や刃物で始末せずに、素手の戦いに固執するかな。だいたい、指名手配されてるのに、ふつうに顔をさらして行動してるのも不可解だし。 ペ・ドゥナは、この映画でもとても魅力的だが、なぜ命をかけてまでキム・ソックンに肩入れするのか、よくわからん。事件が起こるまでのエピソードでは、「ちょっと片想い」程度の感情にしか見えない。背中のギターケースもなんの説明もなく、ストーリーになんの役割も果たさない。 ストーリーにからんでこないといえば、クォン・オジュンが最後まで賑やかし役という程度だったのも、残念。ポン・テギュも出てたけど、ほとんど見せ場なし。 まあ書くときりがないのだが、脚本の段階でもっと整理するべきだったろうなぁ。 思わせぶりな音楽が多用されていて、うるさいくらいだったが、映像の雰囲気とはよくあっていて、これはこれで正解だったと思う。 ソウルの地下鉄って、有事の際の退避場所になってるんだ。。。高速道路がいざとなったら滑走路として使えるという話はよく聞いていたのだが、軍事境界線からの距離を考えれば当然のことなのかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-19 23:52:27)《改行有》

26.  スカーレットレター(2004) 《ネタバレ》 主人公が、美しく才能のあるふたりの女性を妻と愛人に持つ、という設定が、まず納得できない。金持ちでもなく、それほどハンサムでなくても、なんとなく憎めなくて、女性をひきつけてしまう男というのは、確かに存在するだろう。でも、ハン・ソッキュ演じるキフンは、ただ身勝手なだけで、どこにそんな魅力があるのか、いっこうに見えてこなくていらいらしてしまう。ラスト近く、閉じ込めらてからの錯乱の演技はさすがだが、それだけが見所、っていうのでは、あまりにさびしい。 イ・ウンジュ演じるカヒが、キフンの妻であるスヒョン(オム・ジウォン)と学生時代に愛し合っていた、と告白する場面がある。回想の中で、真っ赤なシルクのシーツの上でふたりが抱き合うシーンは実に美しいが、それがただのサービスショットに終わってしまったのが惜しい。こういう設定にするのであれば、カヒもスヒョンも、ほんとうに愛しているのはキフンじゃなく、ただお互いを愛するがあまり、間にはさまったキフンをとりあっていただけ、っていうほうが、よほどすっきりする。カヒのほうは、キフンにぞっこんだし、スヒョンのほうは、最後までほんとうはどちらを愛していたのか、はっきりしないままである。 殺人事件の被害者の妻であるキョンヒ(ソン・ヒョナ)との関係も中途半端。仕事以外のつながりがあまりないし、やはり最後に、カヒを失ってしおれているキフンに、駄目押しをするようにショックな事実を告げて、さらっと去っていく、というような場面がほしい。 要するに、女3人とよろしくやっているつもりが、実は3人それぞれにいいように利用されていただけだった、っていう話でもないと、ハン・ソッキュがこの役をやる理由がよくわかんない。仕事はやめたが、妻とは結局どうなったか説明がないし。人格破壊されるくらいこてんこてんにだまされて、職も妻も愛人もすべて失う、っていうラストなら、後味悪いなりに納得いったと思う。 これが遺作になってしまったイ・ウンジュだが、冒頭のシーンの歌が、けっこうよかった。ピアノのほうは、プロをめざした腕前だというし、何度言ってもしかたないが、つい言ってしまう。ほんとうにもったいない。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:28:45)《改行有》

27.  われらの歪んだ英雄 寓意がはっきりしすぎて、予定調和的におさまってしまうのがつまらない。2時間というのも長すぎる。チェ・ミンシクはいったいいつ出てくるんだ、と思いつつ、つい最後まで見ちゃったという感じ。 いまではくたびれた中年男の役がよく似合うチェ・ミンシクだが、この映画では、理想に燃えた若い教師役をさっそうと演じている。 子供たちの演技は、ほんとうに自然で、「子役臭さ」がない。『大長今』の子役たちの演技にも驚いたが、この映画もすごい。 『蝿の王』といいたいところだが、40年以上前の田舎の小学校で、子供たちはみないがぐり頭、当時は、男女別クラスだったようで、ほとんど全編小汚い少年たちの勢力争いなので、サル山を見てるような気分になる。まあ、おとなの勢力争いだって、サル山とどう違うんだ、といえばそれまでだけどね。 体罰をする側もされる側も、体罰というものになれきっている様子がありあり。韓国の映画やドラマを見ていると、なにせすぐ手が出るし、男は力だ、といわんばかりのシーンが多くてうんざりするのだが、こういう教育を受けていればそれはそうなるよね。 『八月のクリスマス』『サンドゥ、学校へ行こう』などなどでおなじみのシン・グの無気力教師ぶりは、よかった。つか、ふつうに授業をやっていて、子供の能力もわからない教師っているんだろうか。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:26:17)《改行有》

28.  二重スパイ 《ネタバレ》 主人公は、北から亡命してきた元軍人というか、諜報部員で、韓国の安企部に勤めることになる。だが、亡命は偽装で、韓国に革命を起こすため潜入してきたのだ。彼は、韓国で数年を過ごし、監視付きながらもそれなりに楽しみもある生活を送っている。だが、党への忠誠心はゆるがない。 彼自身はエリートだから、北にいるときだって飢えるようなことはなかっただろうけど、祖国の置かれている経済的な苦境がわからなかったわけがない。実際に目にする南の物量と情報の量を見て、彼の気持ちはほんとうにゆるがなかったのだろうか。1984年ころだと、韓国でも今に比べれば豊かさはそれほどでもなかったろうし、まだ夜間外出禁止令があったころで、民主主義とかいっても、政治的な自由なんて画餅にすぎなかった。だが、北と比べると経済的には大きな差がついていたのも間違いない。映画にはそこがまったく描かれていないので、どうもいまひとつ感情移入できないのだ。 人は、実際に目に入っているものが見えているとは限らない。見たくないものはいろんな理由をつけて、意識的にしろ無意識にしろ、見えないようにしてしまうことだってできる。韓国に生まれ育った主人公の恋人でさえ、革命を信じてスパイとして活動していたのだ。 彼女は主人公を失いたくないという気持ちから党を裏切ったけれども、主人公はなにを信じて、なにを信じられなくなったのか。彼はなにを見ていて、なにを見たくなかったのか。そのへんは、映画で描くのはむずかしいとは思うけど。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:24:35)《改行有》

29.  ホワイト・バレンタイン 映画の内容は、チョン・ジヒョンかわいいね、で終わっちゃう程度のものだった。韓国の地方都市のなつかしいような風景の中で、淡々と話が進み、淡々と終わる。つまんないわけではないけど、盛り上がりもない。 パク・シニャンの酔っ払いシーンの演技があまりにもおおげさで笑えた。それじゃコントだって。オーバーアクションっていうのは、このへんのことなのかな。回想シーンでスーツ姿も披露しているのだが、ほんとに有能なサラリーマンに見えるよ。後のキジュだね。 チョン・ジヒョンが住んでいる建物は、1階が書店で2階が住居になっているのだが、ちょっと不思議な形で、とてもすてきだった。 チョン・ジヒョンに思いを寄せる近所の青年の役でヤン・ドングンが出ていて、最初はっきり顔が映らないうちから「あれ? ヤン・ドングン?」と気づいたのだから、この人もちょっと尋常じゃないオーラが出ている感じがする。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:21:41)《改行有》

30.  ハッピーエンド 韓国版のため字幕無し。 本編が始まって3分もたたないうちに、いきなり激しいセックスシーンで驚く。チョン・ドヨンがなんでここまでやるかなぁ。 情けない夫のチェ・ミンシクに対して、顔よし、体よしのチュ・ジンモのはずなんだが、どうもチュ・ジンモがかっこよく見えない。チェ・ミンシクのほうがずっとセクシーじゃん。という、わたしの好みは偏ってるんだろうね。 ロータリーを囲んで円形に建っているマンションのデザインがおもしろかった。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:19:51)《改行有》

31.  友へ チング とにかく、登場人物がだれもかれも、ずーっとタバコをふかしている映画。なんだかクローズアップが多くて、映画というより、テレビドラマを見てるようだった。小学生、高校生、大人と、3通りの役者を使うのは、見てるほうが混乱するからやっぱり無理かもしれないけど、大人の役者が演じる高校時代は見てて苦しかった。『ガープの世界』のロビン・ウィリアムスとか『ペギー・スーの結婚』のキャスリン・ターナーを思い出した。韓国でもヤクザはやっぱりパンチパーマなのね、とか、つまんないところばかり見てるし。 女性の出番が少ない映画はあんまり好きじゃないんだよね。決してつまらなくはないんだけど。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:05:20)《改行有》

32.  甘い人生 《ネタバレ》 イ・ビョンホンは、ハンサムなだけでなく、動作の美しい俳優なのだが、この映画では、アクションもなかなかのものである。ストイックさの中にセンチメンタルな内心が透けて見える演技がいいし、まあ、とにかくかっこいいの一言。 シン・ミナは、ヤクザの愛人というイメージからほど遠く、陰惨な暴力の中で、そののびやかな雰囲気が異質であればあるほど、よかったのだと思う。最初に足が写り、顔が写るが髪の毛で隠れていて、初めて顔がはっきり写る瞬間のまなざしが、カチリと音がしそうな感じで印象的。 と、出だしはよかったのだが、ラストに近づくにつれ、「あんたはターミネーターか」と言いたくなるようなイ・ビョンホンの超人ぶりに驚いてしまい、理不尽にすべてをもぎとられた男の哀切さなど、ふっとんでしまった。 神話のエリックがカメオ出演のように出てくるのだが、韓国の観客はおっと思っただろうが、なんのための役なんだか、さっぱりわからなかった。ラストシーンもどうも蛇足のような気がしたし、スタイリッシュな映像ほど、脚本のほうはすっきりいかなかったようで。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 17:52:38)(良:1票) 《改行有》

33.  スパイダーフォレスト 懺悔 この邦題、なんでわざわざカタカナにしたのかなぁ。そのまんま『蜘蛛の森』のほうが、おどろおどろしいような気がするが。それに「懺悔」なんてつけちゃったら、ネタバレじゃん! 韓国サイト の VODで見たので字幕ナシ。それほど長セリフも早口のセリフもなかったので、韓国語にはついていけたのだが、時系列がごちゃごちゃに出てくる話なので、見ているとかなり混乱する。カム・ウソンは熱演だが、彼の心の痛みより、怪我してるのが痛そう、気の毒、というほうが先にたつ。[インターネット(字幕)] 5点(2007-07-24 16:49:12)《改行有》

34.  ダンサーの純情 ムン・グニョンによるムン・グニョンのための映画で、ストーリーなどあってないようなもの。じゃあ、つまらないかというと、そんなことはなく、ダンスがぐんぐんうまくなっていく様子、そして最初はいなかくさかったのだ、どんどんきれいになる様子などに目を細めて喜べる人なら、十分楽しめるでしょう。 彼女は中国の朝鮮族出身、という設定なのだが、最初のころのひどい訛りや、韓国の入管の取締りの様子などが興味深かった。出稼ぎ目的の朝鮮族の不法滞在が問題になってひさしいもんな。 「アズバーイ」っていうのは「アジョシ」ってことなのね。 蛇足。鑑賞環境が「パソコンテレビ」となっているが、実際は、韓国のサイトの VOD サービスを利用したので、字幕無しである。当方の韓国語力は中級程度なので、セリフすべてが理解できたわけではない。[インターネット(字幕)] 5点(2007-07-24 16:17:20)《改行有》

35.  リメンバー・ミー(2000) 《ネタバレ》 類似のアイデアの作品がいくつかあるが、そんなにおもしろいアイデアなのかなぁ? 中学生の女の子の妄想みたいだと思うけど。 ともあれ、淡々としたタッチで話は進み、格別大きな破綻はない。韓国でもかなりヒットしたようだけども、果たして1979年を知っている世代の人はたくさん見たのだろうか。というのは、79年の情景が、ぜんぜんそうは見えなかったから。学生デモの光景なども出てくるが、エキストラも少なくて、ごっこ遊びみたいだった。当時の実際のニュース映像なんかと合成しちゃうわけにはいかなかったんだろうか。 それから、キム・ハヌルは確かに純情そうには見えるが、あかぬけすぎてる。ハ・ジウォン演じる、現代の女子大生の行動様式が、「好きなんだけど、ついつっかかってしまう」という、あまりに古典的なものなので、よけい20年の時をへだてたふたりの女の子の差がはっきり出なかったのかも。 もっとも、うんと昔ならともかく、少し昔の感じを出すのはかなりむずかしいから、これは無理な注文なのかもしれないが。日本ならば、ハマトラだのニュートラだの、サーファーだのって、当時の特徴的なファッションなどもあったけど、韓国ではどうだったんだろう。主人公があこがれる大学の先輩が、いつも白いワイシャツを着てるのが、そういう雰囲気なんだろうか。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-24 16:12:07)《改行有》

36.  春が来れば お約束通りの展開だが、田舎の中学校の生徒達がかわいかったので、個人的には楽しめた。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-22 17:18:46)

37.  セックス イズ ゼロ ありきたりな青春ものだが、なにせ、汚い描写が多くてうんざり。 原題は「色即是空」で、これもわかるようなわからないようなタイトルだが、おかしな英語タイトルをそのまま邦題にしちゃったものだから、なおさらわけがわからない。ちなみに、韓国語では、数字の「0」をよく「空(コン)」と読む。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-22 16:50:37)《改行有》

38.  酔画仙 イム・グォンテク印の美しい映像が、どうも絵葉書みたいに安っぽく見えたのはなぜだろう。エピソードも細切れで、韓国近代史のお勉強にはいいかもしれないが、感情のうねりというものを、いっさい拒否するような編集である。 チェ・ミンシクは、顔も体も、たるみすぎ。放蕩を尽くしたという人物像だからそれでいいのかもしれないが、無頼というより、むさくるしいとしか見えなかった。 アン・ソンギの老けメイクはひどかった。墨でシワをかくなよ。。[映画館(字幕)] 4点(2007-11-26 20:21:38)《改行有》

39.  デュエリスト 韓国サイトの VOD で。字幕無し。 劇画が動いたら、こんな感じかなぁ。スタイリッシュな映像はいいのだが、最初から最後まで狙いすぎなので、見ていて疲れた。朝鮮時代の市場の雑踏の描写はよかったけど。 しかし、ハ・ジウォンが左捕庁(警察)の刑事で、贋金作りの捜査って、ドラマ『茶母』の冒頭部分と設定がいっしょなんですけど。まさか最後にカン・ドンウォンが「わたしはお前の兄」とか言い出して「オラボニ!(お兄様)」ってオチじゃないだろうなぁ、と疑っていたが、さすがにそこまでマンガじゃなかった。 と思ったら、ドラマとはまったく別の話だが、この映画もマンガの『茶母』が原作だそうだ。そりゃ、似てるはずだ。 アン・ソンギが妙なセリフ回しで、実に楽しそうに演じていた。[インターネット(字幕)] 4点(2007-08-21 07:41:26)《改行有》

40.  Interview インタビュー(2000) 《ネタバレ》 イ・ジョンジェは、この映画でもしっかりと脱いでいるし、シム・ウナのダンスシーンも美しかったので、このふたりのファンであれば、悪くない映画だろう。 こういう時系列を入れ替えたり、同じシーンを視点を変えて何度か見せたり、という映画だと、見ている方は、だんだん薄紙がはがれていくように真実に近づき、最後に「ああ、そういうことだったのね」というカタルシスがあるものだが、肝心のその効果が弱く、くどく感じる。イ・ジョンジェがどこでシム・ウナのウソに気づいたか、はっきり描かれていないからかなぁ。 「愛について」という、見ようによっては青臭くこっぱずかしいインタビューが延々と続くのだが、そんな中で、チョ・ジェヒョンの俗物ぶりがアクセントになっている。 こわれかけていたカップルが、この映画のインタビュイーになることによって結婚に至る、というシーンから、主役ふたりのデートのシーンに続くラストは、自然な明るさが感じられてよかった。[DVD(字幕)] 4点(2007-07-24 17:14:24)《改行有》

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