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プロフィール |
コメント数 |
160 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ほぼ格闘アクション映画です。それ以外もそこそこ観ますが、なにかっつーと格闘アクションです。 ちょくちょく自分のレビューを読み返して、「なにズレたこと言ってんだ」と赤面したり、恥ずかしいレビューは消したりしてます。 |
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1. チョコレート・バトラー
ジージャーをメインに扱ったDVDパッケージと「チョコレート~」を謳ったタイトルに騙される人続出。いっぱしの配給会社でさえ騙りパッケージで「借りさせたもん勝ち」と思ってるこの業界の姿勢が目に余る昨今ですが、主役はジージャーの横に控えめに写っている韓国人青年です。テコンドー道場を経営する韓国人一家が犯罪に巻き込まれて話が進みますが、キッカケは道すがら強盗団にぶつかって盗品が懐からポロリ、「待て~!」とばかりに格闘シーンになだれこむ潔さ。凶悪な強盗団もきちんと格闘技には格闘技で応戦してくれます。
アクションを見せるためのストーリーなので、こまけぇことはいいんです。「格闘アクションがあればOK」な人ならテコンドーならではの回転蹴りの数々を堪能でき、満足できると思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-21 15:26:14)《改行有》
2. 墨攻
《ネタバレ》 主人公・革離が城に到着してから最初の攻防戦が終わるまではぐんぐん引き込まれ、ほんとに見応えがあります。単純に趙国側と梁城側だけ追っていればいいので話も分かりやすく、相手の裏の裏をかく戦いに緊張感があったのですが、戦いが一段落した後半から主人公の苦悩、梁王の陰謀、恋愛といった要素が一気に押し寄せ、それぞれのエピソードに割く時間がぎゅうぎゅうに詰まり、特に水攻めや気球なんかは下準備も描かれず突然のように出現するので、前半の知略を極めた緻密な戦いとはうって変わって、どのシーンを削るかで手一杯になってしまっている印象。/そしてこの作品の話を平凡たらしめているのが逸悦との恋愛エピソードだと思います。墨家の教えである"非攻・兼愛"と、戦うことでむごたらしい死体の山を築いていってしまう現実の狭間で悩む主人公が、どう自分なりの答えを見つけ出すか──恋愛に時間を割くことによって、この作品のテーマ自体が中途半端なものになってしまいました。恋愛要素は完全に切り捨てて、ライバル的存在の趙の将軍・巷淹中との戦いの中で見つけだした方が骨太な作品に仕上がってたと思いますね。前半8点、後半6点、映像面は重厚で申し分なしの9点。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-12 16:23:59)
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