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1. サヨナライツカ
《ネタバレ》 あー、もう、原作台無し・・・。小説としてきちんと成立しているストーリーに、なんで脚本家や映画監督は芸術家ぶってオリジナリティを加えようとするのだろう。それで最悪の仕上がりになっている。正直、原作の感動ポイントが全く誤表現されてるよ、これ。「好青年」は小説で重要なキーワードなのに、映画の豊にはその片鱗もなかった(トウコにめっちゃ当たりきつかったし。原作ではそのへんの心の葛藤の描写が素晴らしかったのに)。光子がトウコに会いに行ってしまうのも、あーあ、台無し。トウコの最期に会いにバンコク行ったのは、なに?社長の椅子を捨てていったわけ?そんなチンケな話じゃないでしょ。あー、もう、解釈めちゃくちゃ。創作加えんなよっ。期待してたのに、残念。[映画館(邦画)] 2点(2010-02-26 23:34:43)(良:1票)
2. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 一緒にレンタルした「セブン」で気持ちがどん底にまで行ってしまい、とても眠れそうになかったので、予定外だったけどその後立て続けにこれも見ることにした。そーいう特殊な心理状態だったことを割り引いても、この映画はサイコーにすがすがしかった。9点差し上げます。
確かに脚本的にはささくれのような多数の蛇足的場面ともとれる箇所もあったかと思うが、それらも含めてこの映画の雰囲気だと思う。素直に評価してもいいんじゃないでしょうか。ちょこっと気になる点が2点。一つは、2年後キョヌが一人でタイムカプセルを開けたとき、中からカエルが出てきたけど、あのタイムカプセルの構造からして絶対あり得ない。だからきっと彼女が先に来て開けたのかと深読みしてしまった。もう一点は・・・あの日の彼女はホントにノーパンだったのかなぁ。。。9点(2004-03-08 10:46:43)《改行有》
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