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プロフィール |
コメント数 |
49 |
性別 |
男性 |
年齢 |
78歳 |
自己紹介 |
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1. 母なる復讐
これが韓国映画だ。というか韓国映画のある一面だ。いろんな意味で気持ち悪い。終わり方も分かってたけど公平のためになんとか最後まで観た。娘を強姦した3人の悪ガキは徹底的なワルで、単に自分たちの性欲を満たそうとしただけでなく、徹底的に女性を辱める、というより人間に対する冒涜、人間性への挑戦をやる。韓国の性犯罪率は先進国中でもずば抜けて高いことからすると、この映画もあながち大げさではないのかもしれない。そのくせ法律は欠陥だらけ、少年法が甘すぎるのも日本の法規を猿マネした名残りかもしれない。韓国の司法がいかにヘンかはナッツリターン事件や沈没事故の経緯を見ても分かる。とにかくこの映画、人への恨み、憎しみ……、半端ではない。さすがに恨(ハン)の国だ。従軍慰安婦問題でも、事実に基づいた告発なら歓迎するが、ありもしない残虐行為まででっち上げて国連クマラスワミ報告を出させてしまった。そういうこともこの映画を見て納得してしまった。それがいやだ。観なければよかった。[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-06-15 22:56:50)(良:1票)
2. 新しき世界
ああ…面白かった。韓国映画ってあまり観ないけど、この映画はほんとにおもしろかった。最後まで目を離せず見入ってしまった。韓国映画にはむかし見た「冬ソナ」やコミカルな「僕の彼女は九尾狐」などの純愛モノでさえ、人間の愛情の真偽をとことん突き詰めるようなところがある。どこまで嘘なのか本心なのか、それを試そうというような凄みがある。そこが日本の甘く湿った純愛モノと違うところだった。韓国のヤクザ映画(潜入刑事映画)にはそういう嘘や駆け引きをどこか地で行ってるようなぴったり感がある。中華帝国と日本に挟まれ、裏切りと虚構で切り抜けてきた李朝朝鮮の歴史がそのまま反映されているような何か…。ラストの番外編は、本編で描けてなかった二人の親密さを補おうとして後から付け足したものに違いない。蛇足というより本編での主人公のしぶいキャラを損なうものになってしまった。惜しい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-14 17:52:22)
3. デイジー
《ネタバレ》 主演女優のあの娘が醸し出す深く圧倒的な情感、さわやかなのにしっかりした存在感、そういうのはいまの日本映画ではまったく見られない。それなのに、それなのに、脚本のこの俗悪な筋立て。信じられないほどのアンバランスだ。韓国、あるいは監督が香港人とのことだからアジアか、日本以外のアジアの人々の深い感情と、その通俗性・俗悪さとの不自然な結合。なんなんだこれは。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-25 18:49:40)
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