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1. そして人生はつづく
大地震で壊滅した村に向かうだけの物語。
ストーリー展開としては単調で退屈だけど、状況がわかってくると無事に辿り着けるか心配で見入ってしまう。
震災を描いた作品なのに悲惨さは全く感じられず、人々が淡々と復興作業をしているのが印象的だった。
多くの人が死んでるのにW杯の観戦が優先される国民性は興味深かった。
日本なら不謹慎だと叩かれて自粛しそうだけど、大変な状況だからこそ娯楽は必要なのかも知れない。
そして人生はつづくのだから。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-12 20:57:04)《改行有》
2. 明日へのチケット
《ネタバレ》 これはなんとも言えない不思議な作品に巡り合えました。
予備知識なしに見始めたので、最初は同じ列車に乗り合わせた乗客たちの群像劇かと勘違いしてたのだけど、その勘違いもそんなに間違いじゃなかったようです。
一応、3本のオムニバス構成のようだけど、後の話に繋がる伏線が群像劇の雰囲気を作り上げてたんでしょうね。
1本目は初老の大学教授の淡い恋心を描いてるんだろうけど、やっぱりあの赤ちゃんが気になるよね。
温かいミルクの件はいい話で、綺麗に纏まったと思うし、3本目に繋がるいいアシストになってたと思う。
2本目はおばちゃんの傍若無人振りに驚かされて、怒りのような感情が湧き起こったけど、不思議な魅力の少女のお陰で癒されました。
3本目はいい話とそれはちょっとどうかと思う倫理観に欠ける話が見事にミックスされていて、自分でもどうしたらいいのかよくわからなくなるくらい感情移入してしまいました。
最後にはちょっと泣いてしまったので、僕の倫理観が負けて、セルティックサポーターのバカさ加減が勝ってしまったようです。
行動はバカだけど、いい奴らなのは間違いないので、あれはあれで良かったんだろうなって納得しました。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-27 20:06:01)《改行有》
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