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プロフィール |
コメント数 |
730 |
性別 |
男性 |
年齢 |
35歳 |
自己紹介 |
初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑 |
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1. ペルシャ猫を誰も知らない
イランの音楽の多様性にびっくり。インディーロックというくくり(50セントやマドンナも同じくくりになっていた)だけど、ヘビメタやフォークやジャズやヒップホップなど、素晴らしい音楽性が感じられた。明らかにPVっぽい映像になってしまうのは正直微妙だったが、こういった音楽を自由にできないという現状はよく伝わってきた。ラストは急展開でかなり重いものになるが、イランの絶望的な状況をよく表現していると思う。主演の二人がこの映画を撮り終わった直後に国を離れているという事実もそれを裏付けている。音楽の素晴らしさ。そして何より自由の素晴らしさ。ある程度享受している私たちには決して真の意味で伝わることのない自由への渇望。狂おしいほどの渇望。身にしみる。[映画館(字幕)] 6点(2011-03-07 00:50:48)
2. 亀も空を飛ぶ
《ネタバレ》 これをどのように評論したらよいのだろう。亀のように甲羅という過去を背負い続けながら生きていく子供は空を飛ぶことができるか、という問いか。空を飛ぶ、とは劇中のように断崖から飛び降りることか、それとも……。アメリカかぶれのサテライトが、ラストシーンで「アメリカ兵だよ」といわれても興味を示さずに歩いていくシーンが感慨深い。彼もまた空を飛ぶのだろうか。アメリカが解放や彼らの救世主にならなかったことを暗示しており、なんだかやるせない気持ちになる。茫漠とした景色は地雷が埋まってるが故の味気なさを表現しており、当時のイラクの子供たちの様子がよくわかる。[映画館(字幕)] 6点(2011-03-07 00:46:43)
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