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【製作国 : ロシア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コンパートメントNo.6 《ネタバレ》 私が映画鑑賞の参考にしている日経紙金曜日夕刊の「シネマ万華鏡」で高評価だった本作。 上映館が少なく劇場鑑賞は叶わずWOWOWでやっと観る事が出来た。 登場人物皆がなんとまあ地味な人達ばかり。でも市井の人達の生活を切り取った普通の映画が好きな私には無問題。 「T-34 Legend of War」で戦車兵の一人を楽しそうに演じていたユーリー・ボリソフが出演していたのはサプライズ。 主人公の女性共々、良い演技をされていました。 物語自体は大きな抑揚も無く淡々と進む「日常生活切り取り」映画ですが、お互いにハッキリと口には出さなくても、 主演の二人が心の奥底に鬱屈とした「何か」を抱えていて、それが呉越同舟よろしく電車で旅をしていく中で解決こそしないものの、 次に進むきっかけを見つけていく様はまさしく映画的醍醐味でした。 追伸①私は見ず知らずの人と個室で宿泊有の電車旅行は相手が美人の女性でも勘弁して欲しいです。欧州では普通の事なのでしょうか? 追伸②ロシアが絡んだ映画を素直な視点で観られない自分に今回気付きました。 政治と芸術は人類の歴史を振り返っても密接な関係が有ります。 隣国に対し政治の延長として理不尽な戦争を仕掛けたロシアにはやっぱり賛同できません。 役者や製作陣に直接の罪はないとしても、彼らが愚か極まりない交戦行為を止めるまで、残念至極では有りますが私はロシアが絡む映画を映画館には観に行かない事に決めました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-10-16 08:29:25)《改行有》 2. ハードコア(2015) 《ネタバレ》 アイディア一発勝負の打ち上げ花火の様な作品。 この手の作品はいつか誰かが作るだろうと思っていたが、5年も前に作成されていたとは知らなかった。 R15指定と言う事も有り、グロ方面はかなり突き抜けているので見る人を選ぶ。 と言うか、この作品を好んで観る様な人は本作位の描写はまだ生温い位なのかも。 残念なのはどうせ突き抜けるならばR18指定にしてエロ方面をもっと頑張ってほしかった。 シャルート・コプリーが終始楽しそうに演じているのが印象的。[インターネット(字幕)] 5点(2020-11-17 11:19:17)《改行有》 3. T-34 レジェンド・オブ・ウォー 《ネタバレ》 2020/9/7追記 自宅にてBDを鑑賞。 今更ながら、本作は戦記物の形を借りたファンタジ―で有る事に気が付いた次第。 なので、躊躇なく10点満点に変更します。 2020/2/14追記 念願のダイナミック完全版鑑賞成る! 本作のファンは皆観るべき! エンドクレジットの後日談はファンはへの贈り物。 特に、イリーナ・ストラジェンバウムのファンの皆さん、 追加シーンは必見ですぞ。 「傑作!」と聞いていた本作、やっと観る事が出来ました。 結論:面白かった!! 内容は戦車戦! 戦車戦!! そして戦車戦!!!(回文では有りませんよ) CGを使用しているものの、映像の殆どは実在の戦車を俳優が実際に動かしている(!)ので臨場感は半端なし。 これぞ映画館の大スクリーンで観るべき作品、勢いでラストまで文字通り突っ走る快作です。 満点で無いのは登場人物達がみな生き残るから。 物語を通じて登場人物達に思い入れが生じるのは面白い映画の証拠、だから本音では皆に生き残って欲しい。 でも、本作の展開では全員死んでしまうのは悲しい事だけれど、そうなっても私は納得出来た。 そういう展開を予想していただけに、生き残ったのは嬉しかったけれど多少の甘さも感じたので敢えて1点マイナスします。 本作は上映館が少ないのが残念ですが、戦争もの・戦車ものが好きな諸兄は多少遠くても 映画館まで時間と金を掛けて足を運ぶ価値は充分に有ると言っても過言では無いでしょう。 傑作です![映画館(字幕)] 10点(2019-12-13 14:12:11)《改行有》 4. ロシアン・スナイパー 《ネタバレ》 直球勝負の邦題、まぁ、他の邦題は付け様が無かったのでしょう。 あちらは男性の主人公が戦争の狂気と現実の狭間で徐々に精神を病んでいく話に対し、 こちらは女性が主人公の作品らしく、悲恋のエピソードを交えつつ戦争と国家に翻弄されていく運命を描いた物語。 とにかく、実在の人物であるリュドミラ・パブリチェンコを演じたユリア・ペレシドさんが、これ以上無い位のはまり役。 恋人でも有った上官が自分をかばい戦死した直後、国威高揚の為に重傷の身で無理やり銃を掲げた写真撮影をさせられるシーンは気の毒でしょうがない。 軍人の女性を主人公とした戦争映画自体、かなり珍しい部類に入ると思うが、やや冗長な演出・構成ながらも各シーンはしっかり作られているし、 主人公を取り巻く俳優陣も皆良い演技をしています。 鑑賞して損をする作品では無いと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-10 13:05:32)《改行有》
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