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1. イップ・マン 序章
《ネタバレ》 近所の映画館では『葉問』しか上映されていなかったので、DVD化を待ってからの鑑賞。アクションのクオリティは『葉問』の方が上だと思うが、内容的にはこちらの方が面白かった。戦時下という極限状況でのイップ・マンの行動には心打たれるものがある。特に、仲間を殺されたイップ・マンが、10人の空手家を相手に殺る気満々で戦いに挑むシーンが凄い!それまで道場破りなどと対戦しても、相手を怪我させない程度に戦っていた彼が、腕や脚の骨をバキバキ折るほどの本気モードで敵を薙ぎ倒す。池内君も頑張っていたが、ラストバトルはちょっと呆気なかったかな。「反日映画」というほど日本人(だけ)を酷く描いているわけではないし、日中戦争で日本人がやったことを思えば文句を言える立場ではないだろう。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2011-07-21 20:46:19)(良:1票)
2. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 香港ノワールの新たな名作として始まったシリーズだが、最終章はサスペンス仕立てに。ヤンと同化することで精神に異常を来たしてしまったラウ。最後は自殺を試みるが、死ぬことすらできない。それこそが無間地獄。ハリウッドリメイクの『ディパーテッド』では描けなかった真のエンディングがこれだ。やや強引な筋立てだが、新たなキャラクターを投入することで、緊張感を持続させ、それなりに納得のできる結末となった。レオン・ライがクール。[映画館(字幕)] 6点(2008-08-28 08:57:59)
3. インファナル・アフェア 無間序曲
前作の緊張感には劣るものの、続編としては上出来(続編と言っても前日譚だが)。ウォンとサムの関係が明らかになることで、前作で欠けていた部分が補完され、より重厚さを増している。ヤンとラウの転落人生の始まりも垣間見れて興味深い(バカのキョンは昔からバカだった)。『ゴッドファーザー』を意識した(パクリ?)展開も許せてしまう、香港ノワールの新たなる名作。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 10:00:05)
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