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【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. イップ・マン 序章 《ネタバレ》 割と和やかで、笑えたりする前半から、戦争勃発後のシリアスな展開。 ちょっと前半と後半が別の映画みたいだなー、と途中思ったりしたのだが、実は、前半のキャラクターのほとんどがきっちり後半にも出てくるので、なかなか綺麗につながっているのである。 完全に魅せられてしまう詠春拳のアクションは凄い。敵を本気で潰しにかかったときのイップマン無双はマジ怖いっす。そこまで、バッキバキにしなくても・・・!と思ってしまうほど。 悪役の池内博之のキャラクターが良い!極悪非道ではなく、格闘家とし、礼節をわきまえているところがカッチョエー!卑劣なキャラクターは、下っ端にいるけど、そういう役割の振り分けが良い。 でも、イップマンと力の差がありすぎでないかい?とちょっと思った。 もっと二人ともボロボロになるまで闘って欲しかったんだけどな。[映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 10:10:16)(良:1票) 《改行有》 2. 活きる 《ネタバレ》 40年代の内戦から、70年代の文革までの激動の中国を慎ましく活きぬいた一つの家族の物語。時代がもたらす困難(偶然の悲劇も多いが)に直面しても、共産党を批判するようなことは決して漏らさず、毛主席と明日を信じる人々。信じながらも裏切られ、消えていく人々。それでも絶望せず生きていく人々が胸を打つ。 序盤で言っていたセリフを共産主義礼賛から、自身の成長を目標に置き換えた最後のセリフが素晴らしすぎる。70年代以降を描いた続編があっても観たい名作。[DVD(字幕)] 9点(2010-05-16 22:32:04)《改行有》 3. インファナル・アフェア 終極無間 Ⅲまできっちり骨太さを守ったこの三部作は偉い。ただ、今作は時間軸が交差し、妄想も絡まり、前二作との絡みがあってややこしく複雑で混乱して、ついていくのが精一杯で堪能しきれませんでした。また1から見直したいと思わされた時点で、Ⅲも認めちゃってるんだろうと思います。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-18 14:05:56) 4. インファナル・アフェア 無間序曲 見た感じも前よりっしっかりした感はありますし、内容も前作とひけをとらぬ濃密さを堪能できます。 前作の主人公の過去という設定らしいですが、若き日の…ということでキャストがちがってるので混乱してしまいました。しかし、その二人メインというよりも、その周りの刑事とマフィアのストーリーのため、ちょっとくらい混乱しても大丈夫です。 3はキャストが戻るらしいので安心です。ラストのほうの盛り上がりは1のが上だし、話もややこししいですが、3もみたくなる良い続編だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2008-03-18 14:01:13)《改行有》
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