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プロフィール |
コメント数 |
3359 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 42 小津安二郎 37 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 16 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 16 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ロベルト・ロッセリーニ 15 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 16 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 28 アルフレッド・ヒッチコック 55 ジム・ジャームッシュ 16 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. 台北に舞う雪
《ネタバレ》 おもいっきりベタな展開の恋愛映画だが、ストーリーよりも、映像の美しさ、風景描写の素晴らしさ、色使いの美しさに目を奪われた。
台湾特有の、街中を線路が突き抜けるロケーション。
その近くに建つ、おんぼろの家。
これらが美しい映像によって映し出されている時点で、ストーリーがむしろオマケにも思えてしまう。
主演の男女二人は、特別、美男・美女とも思えないが、かえって親近感をおぼえた。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-01 18:41:39)《改行有》
2. ただいま
《ネタバレ》 ちょっとした過ちが、殺人につながり、そしてそれが一人の女性の人生を奪ってしまった。
何とも哀しい話だ。
哀しい話だけで終わってしまうところが、この作品の最大の難点。
悲劇があったとして、悔い改めてこれからの生活を前向きにいこうとか、何らかの希望や、温かい何かがあっていいはずなのに、それがまったく見えてこない。
単なる悲劇で終わっている。
ただ哀しい話で終わらせず、そこへのプラスアルファ、つまりは、何か観ていて得られるものが欲しかった。
テーマとしては、深くて重みがあっただけにもったいない。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-21 20:37:47)《改行有》
3. 太陽の少年
《ネタバレ》 印象的なシーンが三つ。
一つ目は、彼女が髪を洗うのを手伝うシーン。
キラリと光るうなじと、そこに滴るお湯が印象的。
二つ目は、彼女を家へ見送るシーン。
不良少年ながらも、女性を好きになると、こうも純粋になるものか。
心清らかになる美しいワンシーンだ。
三つ目は、ラストのプールでのシーン。
水から上がろうとするが、昔の仲間からけり落とされる。
ものすごい疎外感。
ただ全体的にしまりが良くない。
もう少し切れ味鋭くできなかったか。
映像も凡庸なのが残念だ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-05-05 19:28:58)《改行有》
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