|
1. 奪命金
《ネタバレ》 これは、よくできた脚本。
観た人少ないみたいだけど、オススメしたい作品。
ギリシャ危機の暴落を軸に、時間軸がずれている。人のいいチンピラが漁夫の利を得るところ、ささいな流れ、運?で株販売の銀行員が500万円、儲けるところは、「ロックストック~」や「パルプフィクション」「スナッチ」を思わせる。
与えた人、儲けようとは思わなかった人たちは、暴落によって儲かり、奪った人、奪おうとした人は暴落によって命を落としたり損したりしている。
500万香港ドル儲けた銀行員は、アイスクリームを食べ、それ以上儲けたチンピラはキューバ産?の葉巻を吸っている。
一番何もせずに得したのは、100万香港ドルの手数料を取った株のトレーダーなんだがな。[インターネット(字幕)] 9点(2018-10-23 23:08:15)《改行有》
2. 単騎、千里を走る。
チャンイーモウ作品らしく、ダルいけどいい話。通訳の2人の演技が自然。こういう通訳いるもん。屋根瓦の上で携帯で電話してるシーンが美しい。雲南にまた行きたくなったけど、遠いからなあ・・・。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-23 02:36:32)
3. 太陽の少年
《ネタバレ》 中国映画とは思えないテンポのよさ。語り口はスタンドバイミーを思わせる。10代半ばの年ごろのみずみずしさがクリアな映像に出ていて、共感できる。水中でもがき苦しんでいるプールのラストシーンはいい。何物かを求めてもがき苦しむのは青春そのものなのかなと思う。最後の天安門広場の近くの大通りを通りながら、みなで「オッス?クルクル?」「間抜け!」最高です。北京に行きたくなった。[DVD(字幕)] 9点(2007-07-16 01:07:44)
|