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プロフィール |
コメント数 |
708 |
性別 |
男性 |
年齢 |
55歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
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1. パシフィック・リム:アップライジング
《ネタバレ》 映画館で観た時の印象は、前半長いな、ということ。
改めて観直してみると、怪獣が出てくるまではそんなに長くは感じなかった。
が、パイロットが子供であることが今回は気になった。
青年、なんだろうけど、扱いは完全に子供。
しかも一名死亡。
いや、それはいかん。
怪獣から地球を守るために命張るのが子供では、ちょっと申し訳なくて、燃えるものがない。
こんな映画おっさんしか観ないんだから、死んでもいいおっさんをパイロットにして欲しかった。
そしてマコを早々に退場させちゃったのね。
三作目があったとしても、もう一作目からの馴染みの顔が博士二人だけなんて、つまんないな。
しかもジプシーまで破壊。
こういうヒーロー物には、レジェンドの存在が必要なんだよ。
そこが残念。[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-23 09:58:27)(笑:1票) 《改行有》
2. ハンターキラー 潜航せよ
《ネタバレ》 予備知識無しに鑑賞したのだが、それが良かった。
というわけで、ネタバレなしで鑑賞されることをお勧めするのだが、感想はネタバレ有りで書きたいというワガママをお許しいただきたい。
下手に兵学校を出ていない叩き上げの艦長は、規則よりも生き残ることが優先。
そんな艦長に反発を覚えながらも、その決断力と実力に徐々に敬意を払うようになる副長や、開戦を何とか避けようと最善の策を練る海軍少将やNSAの女性エージェントなど、脇を固める人物もなかなかに魅力的。
急遽ロシアの大統領を救うことになる特殊部隊の隊長も最高に男前。
脚を負傷した部下を見捨てず、救出に見事に成功するシーンには胸が熱くなった。
そして何と言っても、米露の潜水艦艦長同士の友情が素晴らしい。
ラストで大事にしていたコインをさりげなく渡すシーン、良かったなあ。
海に陸にと観るものを惹きつける2時間。
観て損は無し。[インターネット(字幕)] 8点(2020-08-02 20:34:03)《改行有》
3. バーバラと心の巨人
《ネタバレ》 巨人は本当は実在しているのに、そのことに気づいているのはもしやバーバラだけなのか?
なんて映画でも良かったのかもしれないんだけど、タイトルが…
バーバラも「もっと想像力を使わないと」って言ってたぜ。
しかしこれは映画の中身とは関係のない話。
バーバラが何と戦おうとしているのかが、時間の進行と共に明らかになっていくのが興味深かった。
母親はもう死んだと思わせておいて、少しずつバーバラの心の巨人に気づかせていく手法は上手いし、嵐の被害を伝えるラジオが、何となく巨人の実在を匂わせる演出も憎い。
現実を受け入れる強さがないなら、生きていく資格はない。
たとえタイタンを倒せても、母を病魔から救うことはできない。
その現実を受け入れるために、姉がいて、友人がいて、自分を気にかけてくれるカウンセラーがいる。
コヴレスキーは、自分の弱い心を打ち砕くための最終兵器だったんだね。
良質な映画。[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 21:31:16)《改行有》
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